2006-05-09
14年=86歳
友人の家に数年ぶりに遊びに行ったら、飼い猫が年老いていて少しショックでした。初めて会ったときから、触ろうとすると気高くフィッとすり抜けて、遊んでやんないわ、というようなかっこいい白メス猫だったのですが、今はふり払うのもめんどくさそう。なでられても短く少し鳴いて、あまり動かずにいました。最近、怪我の手術をして、半外飼いから完全室内飼いに切り替えてからは、筋力も衰えてきたそうです。えさも、食べては半分吐いてしまうのを何度も繰り返していて「いつものことだから」と、友人が床を拭いていました。
外から戻ってきたときに網戸にガッと飛びつき「ドア開けて!」とやる姿とか、玄関の塀の上を優雅に歩きながらチラっとこっちに目をくれるだけで無視して行ってしまう姿とか、もう見られないんだな、と思うとさみしいです。
日誌を書きながら、「鉄(ソックスちゃん?)がそうなったら…」とか置き換えて涙腺が緩む人がいないか心配です。