DTP勉強会[第9回]レポート
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DTP勉強会 [第9回]講師/深沢英次さん
2012.07.03
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●レジストレーションカラーが混ざっていないか確認する方法
◯Indesign
・検索機能の「検索形式の設定」で「カラー」の項目でレジストレーションを検索する
・CMYK分版プレビュー機能を使って確認する(Kのオン/オフを切り替えるだけでも分かる)
・ライブプリフライト機能を使って常時見張ってもらう
◯PDF
・CMYK分版プレビュー機能を使って確認する
●ピクセル縦横比について
ピクセル縦横比とは、テレビやビデオなど映像用の概念。
対して、印刷・Web・コンピュータモニタではピクセルの縦横比は1:1が基本。
→もしスキャンした画像データなどがピクセル縦横比率でのサイズになってしまった場合は、
短編に合わせて長辺を縮小して1:1にリサイズする。
●バグへの対処
・データが不調だったり変な動きをするときは、怪しいと思われるところを外して行って原因を調べる。
はっきりとした原因をつきとめることはできなくても“この条件を満たすと不調になる”という点がわかれば、
不調を回避することができるから。
また、ネットで「他に同じようなバグで困っている人」「解決方法」を調べるのも◎。
・サーバ上での作業は不安定なのでローカルにファイルをコピーして作業すると安定することもある。
・普段使っているアカウントとは別にまっさらなアカウントを作って、その環境ではバグが起こるのかどうかを調べるのも◎。
●組版の考え方
・組版の考え方は人それぞれ。なぜその組版ルールにするのか?というところが大事。
「こうでなければならない」ということはない。
たとえば和欧間のアキやマージンなどは、目で見て変じゃないかどうか考えて決めればOK。
・どんな組み方をしようが、合理性があればよい。
その合理性をどこに置くかを判断していく。
いまの時代、一番考えられる合理性は「みんなが見慣れていること」。
・プロ中のプロや経験のある人、知識のある人にどんどん教えてもらおう。
ただ、それをすべて受け入れる必要は無く、自分で考えて選択していけばよい。
そういった人とのコミュニケーションが大事だったりする。