2006-06-23
7月9日までのお楽しみ!
今日は、私の若い友達で、ボン在住の見市知(みいち とも)さんをご紹介したいと思います。彼女はフリーランスのライターで、とても優秀+素敵な女性。今、ワールドカップ期間限定のドイツ便りを、朝日新聞の公式サイト(www.asahi.com)に掲て展開しています。とっておきの楽しいレポートなので、お時間のある時にぜひご覧くださいませ! サッカーファンだけでなく、ドイツに興味のある方だったら、きっと喜んでいただけると思います。
今回彼女がアップしたレポートは、ミットファー・ゲレーゲンハイト(Mitfahrgelegenheit)というものです。これは、彼女の記事を読んでいただければわかるのですが、同じ目的地に車で移動したい人同士が集まって、一緒に乗っていってガソリン代をシェアするというもの。今は専用のサイトがあり、そこでさまざまな情報を得られるので、利用する人も増えているようです。実は私はミュンヘン大学の学生だった頃、ベルリンに数ヶ月ステイしたことがあり、その時にこのミットファー・ゲレーゲンハイトというシステムを利用したことがあります。もうかれこれ25年も前のことですが、当時はもちろんインターネットなどもないので、そうした情報は大学の掲示板に貼られていました。目的地と日程さえ合えば同乗することができる、とても便利なものです。でもこのシステムの問題点は、
1)知らない人の車に乗って、場所によっては時間がかかるから夜中も走る。
2)目的地に到着する時間が正確ではなくリスキー。日程も多くの選択肢がない。
ですが、良い点は本当にとても安いし、車を運転する人にとっては、ガソリン代の節約にもなるので、乗る方も乗せる方も金銭的には助かるのです。
当時学生だった私は、まだ20代でしたし、これでも一応女性なので(笑)、見知らぬ人と一緒に車に乗って、ベルリンからミュンヘンまで行くだなんて、ちょっと怖いなぁ、などと思いました。でも使ってみると、ドイツ人はさっぱりしているし、怖いことも変なことも、何もありませんでした。ただ、ずっと長く車に乗っているので、途中でトイレだの休憩だの、みんなが一致しないとなかなか止めてくださいとは言えず、気を使ってしまいましたけれども・・・。それでも学生でしたので、安く長距離であるベルリンーミュンヘン間を往復できて良かったです。でも考えてみれば、悪用しようと思えばできますよね、ですから絶対に安心ということはないとは思いますけれども・・・。まぁ、当時若くて好奇心もあったのでできたことかな、と思います。今は電車のチケットが半額で購入できる「バーンカード50」というのを持っていますので、電車での移動が多いです。最近は安い飛行機もありますから、早めに予約さえできれば、そうした飛行機もリーズナブルです。うまく予約すると、1万円くらいでフランスやイタリア、ベルギーに飛べたりしますしね!!!わくわく!
・・・と、話が脱線してしまいましたけれども、食事はできるだけ脱線しないように心がけています・笑。
淑子さま
ドライカレー&玄米、青汁、どれも美味しそう!
夏はやっぱりカレーですね!玄米でなくても、全粒粉を使ったチャパティを添えるのもいけますよ〜。
そして、
Mitfahrgelegenheit!
こわくないですか?
私は、ある映画(ブラット・ピットとジュリエット・ルイスが出てくる、『カリフォルニア』)を見て、すっかり、他人と一緒に走るのは恐い・・と思ってしまっているのですが・・。
そうそう、バーンカードは、ワールドカップ・バーンカードが、今は注目です。
ドイツ人の友人で、ドイツチームを応援している人たちの多くが
『彼等が勝つと、バーンカードの使用期間が延びるから』と言っています。
そう、このバーンカードは、たったの19ユーロ。(大人料金)
ドイツが決勝トーナメントで勝つたびに、一か月ずつ使用期間が延びるというものなのです。
優勝すれば、今年の最後まで使えるそう。
私は格安飛行機愛用派ですが、
あれはほんとうは、環境に良くないんですよね・・。
でもついつい使ってしまいますけれど。
kioさま
コメントをありがとです〜! うん、そうですね、知らない人の車に同乗するって、やっぱりいろいろ考えると怖いですね。若かったからできたことで、実は私もその時一度しか試していないのです。たまたま良い人に当たったけれども、万が一変な人がってことを考えると、ちょっと躊躇してしまいますよね・・。
ところでワールド・カップのバーンカード、知っていますよ〜!すごい企画ですよね〜。でも私はすでに持っていたし、息子のは10ユーロで1年間のバーンカード25を買えたので、いらないんですよ〜。ドイツ人はけっこう買っているみたいですね。これで少しは電車を利用する人が増えるかな?