2006-07-07

日記(その7)

イメージはとても大切です。私は、息子を励ます意味でも、必ず追試を受けられるとイメージしました。そしてもちろん合格するというイメージも。

日曜日、私は息子と話し合い、とにかく家庭教師をつけることにしました。夏休みに入ってしまうので、こちらの塾のようなNachhilfeは、条件があまりよくありません。毎日勉強をみてくれるというわけではない。なので、インターネットでこうした場合の緊急の家庭教師をさがしました。いろんなところに電話をして、やっと見つけた家庭教師派遣事務所。いくつかあったのですが、値段がまちまち。私としては、大学生がやってくれるのが理想的ですが、大学に張り紙をして急募するには時間あがあまりにありません。先ずはすぐにつけて、日本に一時帰国する7月18日の前日まで毎日1時間半勉強をみてくれる人をさがしたいと思いました。

そしてその家庭教師派遣事務所に連絡したところ、1時間半で39ユーロ(5000円ちょっとです)。もうこれは、パリの旅行が算数に化けたと思えば無駄ではありません。今までずっと塾も家庭教師も拒んできた息子ですが、さすがにやる気になっていますので、ウェルカム状態。「でも、先生に頼るのではなく、自主的にどんどんやらないとだめよ。先生がいらっしゃる1時間半だけ勉強しても追試に合格するというわけではないのだからね。それに同時に他の科目の復習も少しは必要でしょうし。」「うん、わかっている。やるよ、俺!」・・・・う〜〜ん、でもどうでしょう? 見ていると、暑いし友達の誘惑も多いし・・・・汗。これは私も手綱を引き締める必要がありそうです。

ということで、火曜日に派遣事務所の担当者が打ち合わせに来て、実質水曜日から勉強を始めることになりました。そこまで段取りをつけて、日曜日はもうバタンキュー。精根尽き果てました。明日、月曜日の校長との話し合いは、よほどのことがない限り、良い結果にはなりません。それが想像できるから怖い。でも・・・イメージは大切なんです!!だから、その負のイメージを全て捨てて、私は「必ず校長先生は私の話を聞いてくださり、対応してくださり、息子は追試を受けられるようになる!!」と自分に言い聞かせました。

随分早くベッドに入りましたが、眠れませんでした。少し寝たものの、2時半にはもうすっかり起きてしまい、仕方がないのでいろいろメール仕事をした後、バスタブにお湯をはってリラックスの朝風呂に入りました。ストレスにならないように、意識を別のことに飛ばし、ゆったりとお風呂で過ごしました。