2006-06-17

難しい点

息子の愛読漫画をチェックしてみると、主人公や仲間達、あるいは敵などが、肉や甘い物が好きだったりします。例えば、敵と戦っている主人公が、力がなくなると「肉!肉!」と叫んで肉を求め、そしてがつがつ食べると力が充電されて復活、そして再び戦うということが多い。あるいは猛烈に強い敵や仲間が、猛烈な甘党なのですね。う〜〜ん、これは少々問題があるような気がします。「デスノート」という漫画の、主人公を追い詰めるL(エル)という青年は、大の甘党。しょっちゅう甘い物を食べていて、食べながら推理するのです。しかも姿勢がひどく悪い。でも、主人公と同様、スーパーな青年で、運動神経が天才的に優れているという設定。あ、ありえない!!!「ハンターハンター」の主人公の相棒も甘党です。う〜〜ん・・・息子はひょっとして、感化されているのかもしれません。体は成長して、随分と大きくなりましたけれど、頭はまだまだ子供なのですね。もうすぐ15歳。思春期は続きます・・・汗。

昨晩は、息子のリクエストで作った肉じゃがを、それはそれは美味しそうに食べてくれました。なので、玄米も全く文句を言わずに食べていました。肉じゃがと玄米は相性が良いみたいです。ひじきは、最初は嫌がっていましたが、口にしたら美味しかったようで、結局はぺろりと平らげました。お味噌汁は野菜を沢山入れましたし、お豆腐も加えました。食事が楽しくできたようです。そして会話は漫画のことでしたので、とってもスムーズ・笑。すると、「お母さん、今日の補習校の漢字テストはすごく難しかったよ。うまく書けなかった・・・。」と言うので、せっかくいい雰囲気だったのに水を差されて、あ〜やっぱり勉強しないでサボったんだわ、とがっくりし、「君ね、いい加減に自覚して、やることやらないと、後でわからなくなってしまうわよ。どうするのかなぁ。」とお小言をちらりと言ったのですが、息子はすぐに答案用紙をぴらぴらさせて、「ほら、こ〜〜んなに悪かったんだよ、満点だったんだ〜。あ〜困った!」と! ひゃ〜!!!汗・・・。こういう、妙なジョークを言って脅かすんですよね、息子・・・・。テレもあるのでしょうけれども、つまりは昨日頑張って勉強したらしく、久しぶりに漢字テストで満点をとって、ちょっと自慢したかったわけで・・・。でも、時期が時期ですから、私の心臓にはあまりよくない冗談だったようで、私の目から自然に涙が出てきてしまいました。(お恥ずかしい・・・)悲しくて泣いたのではなく、どうしてでしょう、なんというか・・・心配ばかりかける息子のことを思う母の心は、いつでも複雑なのです・・・。はぁ。

「お母さん、な、なにも泣くことないじゃない!ほら、100点だったんだよ、喜んでくれているんだよね?」と言うので、「もちろんよ!君は頑張ればちゃんとできるんだからね!自分でもわかるでしょう?やればやるだけの結果が出てくるのだから。この調子で、ギムナジウムも先生と喧嘩なんてばかばかしいことはせずに、本来の学校ですべきことを、頑張ってごらんなさいな。」と言ってみました。まぁ、どこまでわかっているのか、それは不明ですが・・・。

その後はすっかり漫画の話になりました。息子は、私がいろいろ漫画の内容を把握しているので嬉しいらしく、饒舌です。楽しそうに話すので、私もついつい笑っていました。どんな内容にせよ、食事中の会話で笑いがあるのは素適なことです。私だってお小言などはできるだけ言いたくありません。楽しい食卓でありたいと思うのです。だから、久しぶりに100%明るい会話になって、私もとても幸せでした。息子がいろいろ食べている間、私はお味噌汁だけいただきました。

今日は、全粒粉ではなく、白い小麦粉で手作りピサを作って欲しい、というリクエスト。汗・・・あくまでも、健康的な全粒粉は嫌ってわけです。でも、ナチュラルハウスで買ってきた小麦粉で、できるだけヘルシーで美味しいピザを作ってあげようと思っています。私にとって難しいことは、少食は私自身、ストレスさえなければ問題なくできるのですが、やはり息子にも良い物を食べてもらいたいことと、息子の分を作る際、それを私は作るだけで全く口にしてはいけないということ。それらが私の気持ちを複雑にしています。私ひとりで生活しているのだったら、生菜食Bでも何でも、他の食材を買ってこなければ見ることもないので、まだ少しは簡単だと思うのですが、息子の分を調理するのが時々厳しいと感じます。でも、それも随分慣れてきました。前に比べたら辛さが減ってきています。私は凡人ですから、少しずつでもとにかく続けていって、最終的にはそういう状況を楽しめる自分になりたいと思います。とりあえず、今日作るピザは問題なし! 私は少食玄米だけでいけそうです!笑

このエントリへの反応

  1. 肉食に関して、西勝造は「15歳までは、自分で捕獲できない大きさの動物食は慎重(控える)であるべきだ」と話しています。やはり、肉食獣のように性格が荒くなると説いています。そうした配慮や思想を持っている人は、少数或いは殆ど皆無でしょう。文化が進めば進むほど病人が増えることも予言しています。つまり、自然生活から離れるからでしょう。「釈迦に習う」とは、そういったことを意味するようです。ともかく、悪い暗示は禁物ですので、「良くなる・能くなる・善くなる、健康長寿になる。」との自己暗示が大切です。