2006-06-19
ドキドキしながら・・
ドキドキしながら、結局見てしまいました、サッカー・・・。日本対クロアチア戦。でも、ちゃんと見たわけではないのです。先ず、音楽のテストが月曜日にあるので、その勉強を息子がアンドレアのところで5時からすることになり、その前に息子は3時から1時間半ほど昼寝をしてしまったのですが、私は3時からの日本戦が気になって、でもじっくり見る勇気もなく(汗)・・・掃除したり、洗濯をしたり、部屋の片付けをしながら、時々ちらちらと見ていました。ラスト10分に息子も起きてきて一緒に見て、引き分けを確認し、すぐにアンドレアのところに。息子は全く音楽が理解できないと言って、半分投げてしまっていたので、諦めないで!と励まし、私も一緒にアンドレアのところで勉強することにしました。それで私が理解できれば、家に戻ってから教えてあげられると思ったのです。しかしそれにしても、ドイツの音楽ってかなり難しいです!びっくりしました!私の中学時代は、それこそ音楽の授業ではレコード鑑賞とか、音楽家の曲を覚えるなど、それこそ主要科目の間の息抜きみたいな授業でしたが、ドイツの音楽の時間は本格的です。3和音を書くテストなのですが、音階はもちろん全て違うし、ただの長調、短調だけでなく、1音シャープやフラットにしたり、和音の順序を基本形、1段階、2段階と変えたり・・・。それにインターバルのテスト!聴音(和音の種類をあてる)テスト!!ひゃ〜!!インターバルも、r,k,gとあり、基本、小、大プラス数字を書くようになっているのです。こんなテスト、日本でしたことがありません。私自身は、オルガンを3年、ピアノを10年やっていたので、音階が浮かんでくるからかわかります。でも息子はただ覚えるしかありません・・・。う〜〜ん、かなり苦戦の息子・・・。私は理解はできるのですが、いかんせん全てがドイツ語ですから、音楽用語をドイツ語ですぐに覚えるのがつらい・・・。まぁそれでも、何とか教えました。アンドレアのところは40分しかいられなかったので(みんなサッカー観戦をしていて、お客様が来てしまったのです!しかもブルーノは病気になってしまい、寝込んでいて・・・。そんなところに私たちが長々お邪魔するのも申し訳なかったので、40分で帰宅したのでした。)、私が残りを教えるしかなかったのです。ですが・・・「ほら、これがドでしょ、こうなるとファがシャープになってね・・・。」などと言っても息子には通じず・・・。「ほら、これがツェーでしょ、こうなるとエフがクロイツになって・・。」などと言うのでした・・汗。フィスだのアスだのゲスだの・・・そういえばはるか昔、ピアノのレッスンの時に、聴音のテストもあって、「ツェーデーゲー」「ツェファ」「ハーデーゲー」などと3和音を聞き分けて言っていましたっけ・・・。もう、ほとんど覚えていないので、e-mollだのG-Durだのの音階を頭の中で思い出しながら、息子に必死になって教えました。理解してくれるといいですが・・。
・・・ということで、息子も私も食事どころではなく、少食をして勉強に集中いたしました!息子はさらに数学の宿題もあり、まだまだ勉強は続くのでした・・嗚呼。(ドイツでは、中学くらいはまだまだ親がしっかりついて教えることが多いそうです。私の子供の頃など、親は早く寝なさいとは言っても、勉強など一度も教えてくれなかったものですが・・・。)