2004-12-05
MさんからのGI 2
続けて皆様にMさんからのグッドインフォメーションをお送りいたしますね。
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前々からお知らせしようと思っていて、忘れていたことがありました。その一つは、「杏林予防医学研究所」のことです。ここは、まあ一応西洋医学をベースとしてはいるのですけれども、分子矯正生物学の考え方を基本として、「生ジュース断食」などの指導もしているのです よ。3日間だけなんですけどね。
http://www.kyorin-yobou.com/
で、けっこう、芸能人とか格闘家とかが、体調のリセットをするために、ここの指導のお世話になっているみたいです。ちなみにここの場合は、毛髪分析などでどれだけの有害金属が体内にあるかなどのチェックをしてから、個人別にプログラムを組んでいるみたいですけどね。
それと、断食期間中に飲む生ジュースを自分で作るヒマがない人たちのために、いろんな野草などを使って作った高価な酵素飲料も売っているんですよ。ま あ、ビジネスでやってるわけですから、当然と言えば当然なのでしょうけれどもね。
ちなみに、私、ここの生ジュース断食の本「ファスティング・ダイエット」(アスキー出版)って、随分前に買って持ってます。理論がわかりやすく書いてあって、けっこう参考書としては重宝しました。
それから、今、日本の都市部で、生ジュース・バーがあちこちにできて、けっこう流行っているみたいなのです。駅前など便利な場所にあることが多いので、 会社勤めの人たちがよく利用していて、青汁やバナナジュースなどを飲んでいるようです。
それに関して、例えば、こんな情報があります。
http://www.i-consul.com/xoops/modules/tinycontent4/index.php?id=7
http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/eigyo/media/index.cfm?i=e_pulse137
http://www2.health.ne.jp/library/3000/w3000735.html
http://mega.cheap.jp/blog/archives/2004/09/post_14.html
http://townpage.goo.ne.jp/jc_Z444150/jn_%C0%B8%A5%B8%A5%E5%A1%BC%A5%B9%C5%B9/result.html
ね、おもしろい傾向でしょう?まあ、こういうところで生の栄養を摂ってでもおかないと、勤め人の多くは、夜は飲み会などでこってり系のものを食べるはめ になって、なかなか栄養のバランスを保つのがむずかしい、ってことなのかもしれませんね。何しろ、今は、みんな、高血圧だの糖尿病だのといった生活習慣病をおそれていますから。
それから、もしかしたら、「ほぼ日」の関係で既にご存じかもしれませんけれども、永田農法ってありますよね。あれ、実はオーガニックではないんですよね。で、何故オーガニックではいけないのか、ってことについて、フリーアナウンサーの今泉清保さんが、ご自分のページに、いろいろ調べてわかったことを書い ておられるのです。もしかしたら既に読んでいらっしゃるかもしれませんけれども、万が一、まだお読みでなかった場合のために、ご紹介しておきますね。
http://homepage3.nifty.com/anabanashi/tabemono.htm
これを読むと、単純にオーガニックがいいと言えるのかどうかについて、いろいろ考えさせられますよね。つまり、どういうやり方を採るにしろ、これからの 私たちには、本当の賢さが要るんだ、ってことを、あらためて考えさせられるなあ、と思います。オーガニックっていうと、確かに、土に帰るんだ、自然の力 は素晴らしいん
だ、みたいな気持ちいいイメージがあるわけですけど、それも、何も考えないでオーガニックでさえあればいい、というわけではないんだ、ということですよね。
ちなみに、来年あたりから、NHKで、永田農法を取り入れた家庭菜園の番組みたいなものが、始まるらしいですよ。
それにしても、ベジタリアンや自然食のレストランやカフェは、東京で、少しずつですが、確実に増えてきました。その中には、地域通貨の実践をしていると ころや、フェアトレード製品の販売をしているところ、建物自体が自然工法で立てられているもの、小さなコンサートやライブができるところ、スピリチュア ルな情報の発信基地になっているところなど、いろいろな特色があります。どれも素朴で、新しく出来てきたいくつかのところは、とても前向きにいろいろな 実践をしているようです。
あと、日本のごく一部での隠れたトレンドとして、腸内洗浄が流行ってきています。どちらかと言えば女性に実践者が多いかな。クリニックでやっているとこ ろもあるけれど、基本的には、簡単な器具を買って自分でやっている人が大半でしょう。オンライン通販でもいろいろなエネマの器具を売っていますし、薬局 にも置いてあります。流行っている理由は、便秘の改善、アレルギー体質の改善だとか、お肌の健康といったところでしょうか。もちろん、宿便取りや肝臓の解毒ということを考えてやっている人もいるようです。
いずれにしても、「入れる」だけじゃなくて「出す」ってことが重要なんだ、ということが、段々理解されるようになってきているんでしょうね。
腸内洗浄って、一見過激なように思えますけれども、腸をけいれんさせる作用を持つ一般の便秘薬を使うよりも、はるかに安全で健康的なようです。
なかでも、メジャーな製品は、「胃腸は語る」「ニューヨーク式 腸の掃除法」という本で有名な新谷弘実氏というドクターが監修して開発した「カフェコロ ン」という製品でしょう。これは、エネマの器具に、独自に調合してるコーヒー浣腸用の液をぬるま湯で薄めたものを入れて、腸内洗浄するものです。テレビ でコマーシャルまでやっています。(でも、何のコマーシャルなのかよくわからないようなコマーシャ
ルになっていますが。)
新谷弘実氏は、世界で初めてポリープ切除などの内視鏡手術の方法を開発した人で、勤務しているアメリカの病院で世界中の何万人ものさまざまな人種の人の 腸内を見てきています。腸内の様子は、それぞれの民族食によっても違ってくるし、個人の生活習慣によっても違ってきます。本当に信じられないような病的 な腸がたくさんあるそうです。それで、いかに食べるものが「腸相」を悪くしたり良くしたりするか、ということを痛感していて、ご自分ではいっさい肉類を食べないんだそうです。粉製品もほとんど食べず、大好きなチーズもたまにしか食べないんだとか。そして、日本に定期的に帰ってくるのですが、その時に は、銀座にある彼のクリニックには、日本の政治家などの有名人が予約を取ってわんさか押し寄せるのだそうです。
http://www1.ttcn.ne.jp/~simuits/coffee.htm
http://www.coffee-enema.com/
で、腸内洗浄の器具やコーヒー浣腸液は、こんなところで売っています。
http://www.864shop.com/
http://www.rarara.co.jp/pico/main.html
http://www.clicom.net/~clm01228/
http://www.d-hourenso.com/home.html
http://diethelp.gi-ga.net/tyos.html
水溶性食物繊維やマグネシウムを含む便秘薬を、飲む腸内洗浄という名目で売っているところも増えてきました。まあ、スイマグとか、ムコファルクとかの仲間ですね。
http://www.j-medical.net/diet/tyou.html
https://www.rclub2.rohto.co.jp/club/shop/sl0406/index_g.htm
http://www.m-wave.info/index_pc.html
こちらはクリニック。ここだけではなく、いろいろあります。
http://www.you-i-clinic.com/s_cyounai.html
ちなみに、ゲルソン療法(生野菜ジュースと腸内洗浄でガンを治療する療法)ではコーヒー浣腸(弱酸性液ですね)を勧めており、エドガー・ケイシー療法で はぬるま湯に塩を溶いたもの(アルカリ性です)やひまし油を加えたものを使うように勧めています。う〜ん、どっちがいいんでしょう。理屈から言えば、消化管の中というのは管になって体表とつながっており、お肉の中にある臓器類と違って体外と同じなわけで、であれば、体外である腸内を酸性にするほうが、弱アルカリ性になっている体内の側(つまり腸壁の向こうや肝臓)から汚れを引き出すのに、向いているかと思われるんですけれどもね。それにだいたい便と いうのはアルカリ性なので、酸性で中和するというのは、理屈に合っているのではないでしょうか。ただ、酸性液で腸内洗浄をしてそのままにすると、酸で直 腸と肛門がかぶれるので、ちゃんと洗っておかないといけないんだそうです。……でも、温泉でも酸性泉にもアルカリ泉にもそれぞれの良さがあるように、きっと、いろんな浣腸液にそれぞれの良さがあるんでしょう。
ちなみに、ただのぬるま湯で浣腸すると、下痢や嘔吐の後のように、低カリウム血症になってしまうリスクがあるので(やった後、貧血のような脱力感におそわれるそうです)、なるべく、ただのぬるま湯ではやらないようにしたほうがいいそうです。まあ、そうは言っても、たいしたリスクではないようですけど。
ところで、私の友人でおじいさんだかおばあさんがアメリカ人という人がいるんですけど、彼女は、その時々の症状に応じた手作りの液でエネマをするための レシピが載っているアメリカの本を持っているそうです。たとえば、悪質な菌を殺したい時にはニンニクを使うとか、腸内を整える時にはアシドフィルス菌 (乳酸菌の一種)を加えるといいとか、こういう症状にはこういうハーブティで浣腸するといい、とか。彼女自身は、普段、ぬるま湯でする他に、時々、お煎茶で腸内洗浄するって言ってました。ちなみに、彼女は、基本的にベジタリアンなのですが、生食も取り入れています。家族の希望も取り入れるとなると、完全に生食っていうのは難しい、と言っていました。
告白しますと、実は、私、腸内洗浄にかな〜り興味を持っているんです。今度腸内洗浄のキットを買ってみようかな、と思っております。既に持っているひまし油温熱湿布のキットは、体調管理に大活躍していますので、これに腸内洗浄のキットも揃えておいたら、アレルギー体質のコントロールとか、いざ食中毒というような時に、すごく使えるんじゃないかな〜、と思っているんです。もちろん、マグネシウム系の便秘薬や乳酸菌製剤(KW乳酸菌という、キューピーが発見したアレルギーの炎症を抑える効果が高い乳酸菌の製剤)を飲んでますので、快便ではあるのですけれども、肝臓の解毒などを、もっと積極的に押し進めてみたい気持ちがありますので。
今度、もしも体験することになったら、感想をお知らせしますね〜。
あ〜、それにしても、お話変わりますけど、いいジューサーが欲しいなあ〜。ミキサーとガーゼで青汁を作るのって、ものすごく面倒だと思いませんか?イッパツで青汁ができたら、すごく便利なのに〜。
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以上です。Mさん、またまた本当にありがとうございました! すごくたくさんの情報! 読んでいてワクワクしてしまいますけれども、Mさんはいろんなことを知っていらっしゃるんですね〜〜! それを、おしみなく教えてくださるので、とっても感激しています。読者の皆さんの中でも、Mさんの情報を楽しみにしていらっしゃる方
も多いんです。心よりお礼申し上げます!
そうですね〜。青汁用のジューサー!私も夢見ております。ペトラが持っている、450ユーロもするあのジューサー・・・あれさえあれば、3〜4日くらいの青汁を一気に作ってもビタミンがなくならないとのこと。すぼらな私にはぴったりのマシンです。でも・・・洗うのもかなり面倒みたいですけれどもね・・・。一長一短ってこと
なんでしょうか・・・? まぁでも、今のところは、心は祈りや写経のようなつもりで、1日に2度神聖な気持ちになって作ることで、心身を清めているってイメージを持つことにしているので、さほど面倒とも思わないようになっています。ただし、夜だとか、朝早くにというのはちょっと。なにしろ音がすごいので、隣近所に大迷惑なんですね。ミキサーって雑音がひどいです。
それから、腸内洗浄には私もとても興味があります!ただし、丁度読んだばかりの「食べ方問答」によれば、甲田先生はあまり勧めていらっしゃらないような印象がありますけれども・・・。どうなんでしょうね?? 私も、カッセルにあるアーユルヴェーダのクリニックに、2週間ほど滞在して、メソッドを受けたことがあります。
その時は、アーユルヴェーダのマッサージはこのうえなく素晴らしく、とても気持ちがよくて天国にいるようでしたけれども、3度ほどの浣腸があったんですね。その時、全て種類が違っていたのですが、ハーブエキスの浣腸というのには閉口いたしました・・・。もう、入って来たヘルパーさんが、1リットルは絶対にあるようなハー
ブエキスのパックを持って来て、さあお尻を出してって迫って来て・・・前日に別の浣腸をすでにしていた私は、「ど、どうしてそんなにものすごい量なんですか?昨日だって、少量なのに耐えられないくらい大変だったのに!」と訴えたら、「まぁやるだけやってみて。もしもダメだったら途中でトイレに駆け込んでいいんですから。」
と言ったんです。そ、そんな! 間に合わなくて途中でそそうをしてしまったらどうすればいいの!?と心配していたら、その日はすぐ隣にトイレのある部屋で行ったのでした。結果は・・・ほんの数分間でギブアップ。10分の1も注入できずにトイレに行ってしまいました・・・。あの時は、健康になるって本当に厳しい修行のようだ、としみじみ思ったのでした。(さらに、アーユルヴェーダでは食事はインド風で美味しいものの、その前にギーという溶かしバターを飲まなければならず、それもかなりきつかったです。最後には、どうしても喉を通らず、涙してしまいました。)
ということで、私の経験などはどうってことないんですけれども、Mさんはきっときっちりご報告してくださると思います! 楽しみにしています〜〜!!
乳酸菌製剤というのもそそられますね。キューピーが開発したのですか・・!興味深いですね〜〜。
本当にありがとうございました!