2004-03-08

読者のメール 再び

あのぉ、またまた読者の方からのメールです。皆さんとっても興味深いことを書いてくださるので、こうして掲載させていただきます。今日は東京のTさんからのメールです:

青木さん、如何お過ごしですか?
東京のTです!

*元気ですよ〜! いつもメールをくださり、ありがとうございます!! Tさんもお元気でいらっしゃいますか?

青木さんの日記楽しく拝見させてもらっています。

*ありがとうございます!

僕はいまだに理想的な食生活を継続できずにいます。仕事のある平日はお弁当持参。幸い勤務地近くに自然食レストラン(マクロビオティック)があり、週に一度ぐらいはそこでランチを頂いています。やはりちゃんとしたところで頂く玄米菜食は美味しいです!
食事だけでなく、書籍や食材なども購入できるので良く立ち寄っています。
日々のお弁当作りや時間のある時に作る手間の掛かる料理の参考にさせて頂いています。

*まぁ、それはとっても素敵ですねぇ! ベルリンにも、ナチュラルハウスがありますが、玄米のお弁当などは売っていませんものね。しっかりとした香ばしい黒パンは、いろんな種類があっていいですが、厳密にはパンは発酵していますし、甲田療法ではよろしくないわけでして・・・。
美味しい玄米菜食なんて、とっても羨ましいです〜!

今でも朝に青泥、昼食は玄米とお豆腐、野菜や海藻のお弁当を持参。
夕食はたいてい帰宅が22時以降になってしまうので青泥だけなどにした方がより良いのでしょうけど、あんまり無理をしてもストレスがたまりますので青泥、玄米粉を70gほど、絹ごし胡麻とおかずを少々といった感じです。

*素晴らしいですよ! 無理なく、少しずつ小食に慣れていくことができれば良いのですし、そうすれば、アトピーもきっと少しずつ消えていくって信じています! 
応援しています!

ところが週末になると仕事の緊張が緩んでしまうのか過食や邪食をしてしまう有り様です。
自分でも分かりきっているのですが、そういった事をしても何も良い事ないんです。特に過食をすると体調はすぐれませんしそれが翌日またはそれ以降にも影響します。
他の事がだるくてやる気がなくなってしまいますし、お金も使いますし・・・

*ああ、そうですね〜〜。私もうっかり食べてしまった後などは、ものすご〜〜く反省する時があります。確かにお金も使いますしね、もったいないことが多いですね。
なにより体調が良くなくなるのがつらいですよね。その度に、ああ、小食って本当に素晴らしいなって思うんですけれど・・。
その気持ちが持続すれば、私の病気はほとんど治ったも同然でしょうねぇ。

その度にやっぱり玄米とお豆腐、青泥が一番だなぁとつくづく思うのです。
なんて言うのでしょうか、安心感でしょうかねぇ
毎日食べていても飽きるという感覚もないんですが脱線してしまう・・・
それでも前ほど大きな脱線はしなくなりましたけどもなんとも情けない話です。
罪滅ぼしに翌日に断食したりする事もしばしばです。

*すごいですね! 罪滅ぼしに断食!! 私はそこまであまりいかないです・・・。特に、脱線した翌日は偽腹になるために、何だか厳しいことすらあります。そうじゃなくて頑張るぞ〜って日もまたあるんですけれども・・・。

玄米菜食を始めて約1年になりました。
徐々に自分の体を通してどうしたら良いのかも分かって来ました。全然守れていないのですけども・・・
初めの頃は動物性の物は摂らない、良質の食材を使用する事から始めましたけども、(どのくらい食べたら良いか分からなくて朝は抜いていまいしたが、1度の食事に玄米1合ぐらい食べてました)
玄米を食べ始めた頃は便に未消化の粒が大量に出てびっくりしました。

*ああ、そういうのってわかります!!
本当にびっくりしますよね。未消化・・・
今だにありますね、脱線の時など・・。

お粥にしたら随分解消されましたけども、3か月ぐらいして再び玄米飯にしますと前ほどではないにしろ未消化の粒が出ますしなにより便の量や色がなかなか理想的になってくれませんでした。
それでも、1日1〜2回便が出るようになりました。
今までは4,5日便通がなくても当たり前でしたし自分の健康に無頓着でしたので、それが普通だと思っておりました。

*そうですね。私も過去をふりかえると、やっぱり自分の健康に無頓着だったと思います。あまりにも、「何を食べても身体の方が自然と悪いものを排出し、栄養のある良い物を吸収してくれるはずだから、そこまで神経質に考える必要なんてない。」って思っていましたもの。
さきほど、お友達のSさんと電話で話していました。彼女は最近、腸閉塞になってしまい、緊急入院をして手術をし、その後また手術をしてかなり腸を切ったのですが、今は元気ながら、リハビリの生活をしています。そのSさんが、ドイツの病院で「腸を大事にしなければいけません。腸は第二の脳と言われているのです。脳は知性か感性を司る場所だけれども、腸は食を司る場所。どちらも複雑に長くできていて、肉体の非常に大切な箇所なのです。」と言われたそうです。Sさんも少しは甲田療法をしていたのですけれども、これからはもっと熱心にやろうかしら、と言っていました。

青泥を実践するようになってからは、まさに快便です!
色,量も申し分なく、毎朝スカッとでまして気分もスカッとします。でも、お腹が良く空くんですけどもね(^^ゞ

*青汁って、本当に素晴らしいですよね!! 
この素晴らしさに触れた人は、やっぱり続けますね。身体が反応しますから、飲んだらわかる!のですよね。
お腹は空くのは・・・・まぁ、仕方がないです〜〜(笑)。
でも、その後甲田療法の場合は、すぐにゆっくりと食事をしますから、それだとあまり空腹感はありませんよ。

食事をきちんと守れていないので、アトピーの方はまだまだ相変わらずといった感じです。
1年前と変わった事といえば、今まで冬になると粉が吹くぐらい肌が乾燥していたんですが、今では何もしてなくてもツルツルしています。ですが僕の場合悪い物が肌に出やすいのかアトピーもそうですが、吹き出物が良く出て困っております(T-T)

*でも、それはきっと快復するためのプロセスですよね。だって何もしなくても、今はツルツルしていらっしゃるのでしょう?
何だかもうすぐ完治するって気がしますよ!! 毒素が吹き出物という形で出てしまったら、もしかしたらすっきりするかもしれませんよ! (と、素人の私は考えてしまいますけれども、甲田先生だったら何ておっしゃるのでしょうかね? 一度入院中に伺ってみますね。)

甲田先生が大変じゃなければ、今回の入院中の3週間は、毎日「甲田先生のお言葉」を掲載させていただきたいと思っています。毎日の私の診察の時に、短いコメントをいただけたらなぁって思います。きっと甲田先生にお時間があったら、この断食日記の読者の皆さんのために、何かおっしゃってくださると思うのです。
去年はそこまで考える余裕のなかった私ですけれども、今年はみなさんと一緒に頑張っていると思っていますので、できるだけ甲田先生のいろんなお言葉をお知らせしたいと思います。お楽しみに!!

風邪は軽いのを1、2度引きましたが、日常生活に支障が出るような酷い物でなく、少し咳やくしゃみが出る程度で、真面目に食事を守っていればすぐに治ります。
青木さんも同じような体験をされていましたよね?

*はいはい、嬉しかったですよ〜。風邪がひどくならないのは、以前だったらありえなかったので。青汁の威力をひしひしと感じました。
でも、風邪の時は、うがいも効果がありますよね。私はうがい薬も携帯して、うがいをしてから青汁を飲む、ということを、外でも何度かしました。あとビタミンCですね。

あらためて人間は動植物の命を頂いて健康を得ているのだと思わされました。玄米などは食べる直前まで生きていますし野菜も土に植えれば芽を出します。
僕の職場の人間などは毎日コンビニ弁当やラーメン、カレーなどカロリーばかりで命のない、栄養のない物ばかりを食べております。

*私はこの療法をするようになって、明らかに「味覚」が変わりました。
何が私にとって美味しいのか・・・。もちろん、とてつもなく脱線する時もありますが、正気に(?)戻ると本当にそういう脱線した物の中には、もう美味しいと思わないものもあるんですね。これは一歩前進かな、と思います。

話は変わりますが先日山田健康センターから木枕、先生の書籍を購入しました。山田健康センターの方はとても親切で、色々甲田療法についてお話をして下さりとても勉強になりました。

*まぁ、素晴らしいですね!! 
木枕にしてから、私はすっかり肩こりがなくなりました。最初はびっくりしますけれども、木枕にすると、あまり寝返りもできないし、しっかりと背中をピンとしたまま寝ることになるので、姿勢も良くなりますしね。
私は旅行用の携帯木枕も持っているんですけれども、それはいつも日本に戻る時に実家で使っています。

・・・

ぜひ、2度目の入院頑張って下さい。
応援しています。

*ありがとうございます!!
一応、来年まで、つまり3回の入院までは必ずトライするつもりです。
がんばりますね!! 
私が治ったら、現代医学では奇跡になるわけですから。そうなったら、耳鳴りで苦しんでいらっしゃる方だけでなく、他の患者さんにも朗報になると信じています。

・・・・

*Tさん、いつも本当にありがとうございます!
そしてTさんも頑張ってくださいね! 私も応援しております!!