2005-03-24

姪 イン ベルリン 3

は〜、いろいろありますね、やはり・・・。ずっとうまくいくって訳ではないんですねぇ(笑)。考えてみれば、姪は日本で言うところの、いわゆる「コギャル」ちゃんなのですね! それで、私のメールアドレスを使って、もう毎日のように女友達の携帯にメールを入れているのです。なんと言いますか、こう〜、コギャル言葉のような?ユニークなサウンドの日本語が書かれていて、面白いなぁと思いましたが、それだけでは済みませんでした。

火曜日。息子のギムナジウムの休み前最後の日。ですので、必然的に、姪と私の2人で街をぶらつくことになりました。Nちゃんもとても嬉しそうに、ビーズのお店でピアスを作ったり、アディダスショップでお買い物したり、軽いランチに、カフェ、美味しいケーキとドリンク・・・。それなりに楽しんでくれたと思うのですが、その後、ベルリンで最もコンテンポラリーな美術館である、ハンブルク駅美術館へ行ったら、もう疲れてしまって、面白いけれども、あまり興味がない様子。う〜〜ん、彼女の叔母さんとしては、少しは美術などの文化に触れて欲しいと思ったのですが、息子も興味がないようですし、ティーンエイジャーはミュージアムは苦手なのか・・・。ちょっと悲しい気分・・・まぁでも仕方がない。息子とインドレストランで待ち合わせて、軽い夕飯をして帰宅しました。

水曜日。ちゃんと朝に青汁を飲んで軽い朝食をし、息子とNちゃんは出かけました。そうです。私は前日の疲労をひきずっているため(笑)、同行できず、二人だけで行動してもらうことにしました。二人はまず、Nちゃんのパパが「絶対に見るように」と言った、ペルガモン博物館へ行き、その後ベルリン名物のカレーソーセージを、オーガニックなインビスで食べ、ショッピングして帰宅というふうに予定を立てて、11時半頃に出て行きました。でも・・・5時半に戻って来たら、なんとペルガモンは「面倒くさいから」パスし、ショッピングだけして途中でカレーソーセージを食べ、最後にマクドナルドに行ったとのこと・・・。が〜〜ん! ど、どうして!!??
「親には、博物館は面白かったって言えばいいんだもん、大丈夫」と、ケロっとしているのです〜〜! どこそこのメーカーの新製品のマスカラが売っていたとかで、お友だちの分も買って幸せいっぱいの笑顔の姪・・・。何の屈託もなく嬉しそうにしているので、お小言のひとつもしようという気持ちがそがれてしまいました・・・。
帰宅して、嬉々として友だちに(コギャル語で)メールを入れていました。は〜。15歳。博物館よりお化粧品なんですね。

でも、気を取り直して翌日の木曜日! 夕方にはブルーノ親子がやってきます。私は手巻き寿司パーティの用意に大忙し。2人が出かける前に、「君達、よ〜〜く考えて。後で後悔のないように行動しなさいね。Nちゃんはなかなかベルリンには遊びに来られないのだから、パパのオススメの博物館くらいは見ておいた方が良いと思うよ。」と言い、息子にはエクストラで、「君はいつでも見られるからいいかもしれないけれども、Nちゃんはそうはいかないのよ。貴重な時間を無駄にしないように、君のNちゃんへの思いやりを見せて頂戴な。」と言いました。

結果、10時に出発しましたが、どうやらペルガモン博物館に向かったようです・・・。ほ!

さー、私もこれから頑張ります!

本日のオーガニック・ライフ・イン・ジャーマニィは:

楠田枝里子さんのビタミンCの秘密