2004-05-24
ペトラの話
もうすぐ6月になるというのに、ベルリンはまだまだ寒い日も多く、なんだか知らないうちに厚着になっています。
これではいけない!と思うのですけれども、寒いとどうしても着こんでしまいます。息子は薄着で平気、やっぱり子供は元気ですね。戻って来てから、息子もちゃんと青汁を飲んでいまして、おかげさまで風邪知らずです。
・・・と書いているうちに、少しずつ暖かくなってきました!
朝、私はいつもとても早く起きるのですけれども、4時とか5時に、パジャマのままでPCを開けてメールなどしていると、今までは寒いこともあって、毛布をかぶったり(横着ですね、着替えればいいのだけれど・・・)しておりましたが、今は必要なくなりました。肌で感じる季節の変化って、とても嬉しいです。
さて、昨日画家の友人、ペトラが家にやって来ました。
ちょっと仕事の打ち合わせがあったので、3時間ほど話をしていましたが、最後に本をプレゼントしてくれました。
「ヨシコ、このドクターを知っている?Dr. Norman W. Walker。アメリカ人なんだけれど、新鮮な果物のジュースと野菜ジュースの素晴らしさを提案した人なの。すでに亡くなってるけれど、116歳まで生きていらしたの、そして113歳までは、しっかりと執筆もしていらっしゃったんですって!」
おお!そんなドクターの療法だったら、説得力ありますね。なので、面倒ですがドイツ語訳のその本を読んでみることにしました。ペトラ、ありがと!!
彼女はずっと少食療法を実践していて、最近めっきり痩せました。
痩せたら体力も逆について、元気になったと言っていました。
肌の調子も良いそうです。エスカレートして、最高級の、ビタミンを極力壊さないマシンを購入(450ユーロくらいだったそう!!)、そのマシンで毎日青汁を作って飲んでいるそうです!! わ~!いいなぁ、私も欲しい・・・でも、今のミキサーでも充分素晴らしいですけれども。(普通のですが、ありがたいです)
ペトラは、もともと甘い物は大嫌いだし、ホメオパシーをしているので、食事も飲み物もかなり限定されています。私の所では、柿の葉茶とミネラルウォーターしか飲んでいませんでした。食事は玄米や黒パン、豆腐に野菜サラダや果物など。肉類や魚はほとんど口にしないのです。私など、彼女を見ていると、病気でもないのに、どうしてそんなにしっかりと少食に徹することができるのだろう、って感心してしまいます。
「やるって決めたら私はできるの。そう念じるし、痩せた自分をイメージするからね。でもね、少食になってからあまり長く睡眠がとれないの、だからおばあさんみたいに、朝すごく早く目が覚めてしまうの。これが唯一困ったことだわ。」
私も、少食療法をきっちりと守っていると、自然に睡眠時間が少なくなります。それでいて疲れが少なく、すっきりしているのです。
ペトラは困ると言うけれど、私にはとても嬉しいおまけみたいで、喜んでいます。
ペトラは自転車が大好き! 街中で暮らす彼女の家から私の家までは、地下鉄でおよそ25分はかかるのですけれど、その道のりを自転車でやって来ます。
「疲れたら電車に乗ればいいんだから、問題ないのよ。」
とペトラ。そう、ドイツの電車には、自転車を乗せてもいい車両があるのです。それに、歩道も自転車用の道があって、とても便利。「運動にはもってこいよね、自転車。ヨシコも一緒に乗りましょうよ!」・・・・それには、まずちゃんとした自転車を買わないと!