2004-05-28

幸せのパン

なかなか納得いく少食ができておらず、う~~ん、困りました。
なぜかというと、仕事もいろいろ多方面に渡っていて、ばたばたしてしまっていて心が安定しないこともありますが、(でも、極力ストレスはためないようにしていますし、前よりはずっと全てがスムーズだと感じますので、気分は悪くありません)やはり外食する機会が多くなっていて、そうなると抑制が効きません。
26日も、つよしくんと久々に組んで仕事をしたのですが、ランチをしたり、仕事の後にカフェで打ち合わせをしたりしていると、やっぱり食べ物に目が行ってしまうのです。そしてついつい食べ過ぎてしまう。つよしくんは、厳しいメソッドをしているわけではないので、かなり気持ちに余裕があり、ワッフルにベリーソースのかかったデザート(しかも、バニラアイスと生クリームてんこ盛り)を半分も残したのです。私はアイス2種に生クリームのついた、比較的小さなデザートを注文して気持ちを抑えたつもりが、つよしくんの残した甘い物に脳が集中してしまい、「ヨシコさん、ぜひこれ食べてよ、脱線ついでだからいいじゃないの~。美味しいけど僕はもうお腹いっぱいだし。」とささやかれたのを言い訳に、食べる食べる!! 全て平らげてしまいました・・・。反省。

これって、気持ち的には、リバウンドってことになるのでしょうね。
自分が情けなくなりますが、でも、脱線の時は自分を責めないようにしています。ストレスを回避することを、少しずつ覚え始めました。学びはほんの少しずつ、みたいです、私の場合は・・・。

さて、こちらは、5月30日、31日と、キリスト教でいうところのPfingsten(フィングステン)、つまり聖霊降臨祭でお休みです。
そこで、週末と祭日を利用して、友人の家に息子と行くことにしました。ですので、息子はその前に宿題を、そして私は仕事をできるだけ済ませて、楽しい気持ちで行って来たいと思っています。といっても、友達と仕事の話もあるのですが・・・。なんだか貧乏性なのかもしれませんね、私・・・。

・・・

実は先週の18日に、友人のRちゃんから素敵なものをいただきました。それは、「幸せになるパン」。う~~ん、正確に言えば、パンは食べてはいけないのですよね・・・・。でも、私のは、黒パンにもなりえるのです。

なりえる、というのは、いただいたのは、焼きあがったパンではなくて、「これから自分で作るパン生地の一部」なのです。昔、幸福の手紙などがありましたね。あれの、いわゆる「パン版」とでもいいましょうか。さすがドイツでは、こういうものがまわってくるのだな、と感心していたのですが、これは、一生に一度だけ自分で焼いて食べることのできるパンなのだそうです!! 一生に一度! う~~ん、どんなパンなのかしら・・・。

そのパン生地の一部は、発酵しているわけですが、さらに毎日かき混ぜたり、砂糖や牛乳、そして小麦粉を入れたりして、発酵を強め、10日間かけて4倍にして、最後の日に4分の1だけ残してあとは3人の「良い人」に分け、同じことをくり返させるというもの。私は、28日に出来上る予定のその生地に、小麦粉、卵3個、ベーキングパウダー、オイルを加えて混ぜ、200度のオーブンで30~40分焼いていただくことになっています。

えー、つまり、ミュンヘンに飛ぶ日の朝に全てを行わなければなりません!
なので、朝早く起きてパンを焼こうと思っています。うまく焼けたら、皆さんに写真でご紹介したいと思います。ミュンヘン、午前中に飛ぶんですけれどもね・・・できるのでしょうか・・・。
幸せになるパン・・・・脱線なんですけれど・・・でも幸せになれるのだし・・・。
アンビバレントな気持ちですが、嬉しいわくわく感もあり、楽しいです。「お母さん、どれくらいお願いしてもいいのかな、パンを食べている間に・・・・・。」と息子が聞いてきました。どうなのでしょうか・・・。とにかく、ご報告はミュンヘンより戻ってからということで!

もちろん、私は黒砂糖、全粒粉の小麦粉、BIOの牛乳を入れました。生地が一気に茶色になりましたけれども、生きています生きています!

幸せになる「黒パン」ですね!!