2008-08-27

ハムカツ

東海林さだおのエッセイ集『そうだ、ローカル線、ソースかつ丼』(文芸春秋)を読んでいたら、本書に収められた今柊二との対談(これが読みたくて本書を手にした)で、渋谷のメシ屋に「ハムカツ定食」がまだ残っているなんて話題が出てきて、凄く興味が湧く。
で、行ってきた。
といきたいところだけど、ま、なかなかかなわずで。いや、いつか絶対行ってみたいけど。
今日はスーパーでハムカツを2枚を買ってきて、自宅で手軽なハムカツ定食。
スーパーの惣菜売り場では、かなりの高確率でハムカツにお目にかかることができる。やっぱり根強い人気があるのだろうか。
あまり買っている人って見かけないんだが。
俺が家族と暮らしていた頃に、ハムカツが食卓に出てきた記憶はない。
ハムカツって、団欒とか会食の場には適さないっぽい。やっぱひとりで食うのが似合う。
部屋でひとりででもいいし、歩きながらでもいいし。
そしてハムカツも、ひとりのこちらに同じ目線でがっつり向かい合ってくれる。
食べ応えや、重量感、そして今一歩マイナーな佇まい。
ひとり、のサイズにほどよくハマる。