2003-12-25
第11回 社内制作の新聞広告が受賞
●読売出版広告賞特別賞受賞
5月5日付の読売新聞一面に出した三段1/8(サンヤツ)広告が「読売出版広告賞特別賞」を受賞しました。会社が賞をもらう、なんてことはなかなかあることではありません。せっかくなのでこの場をお借りして告知させて頂ければと思います。
●読売出版広告賞特別賞とは?
一般的な読売出版広告賞は大賞・金賞・銀賞・銅賞がありますが、「特別賞」はサンヤツに対して与えられる賞です。対象となる日の一面に広告を出すことによって審査の対象となります。今年は5月5日でしたが、例年5月の連休が審査対象となるようです。詳しいことは広告代理店の方などにお尋ねください。
◎Link
読売新聞の広告賞
●昨年の成績
代理店さんの勧めもあって弊社では昨年も対象の日に広告を出しました。初めてということで制作担当者も頑張ったようですが、賞はもらっていません。その年の受賞は日本教文社さん(クリスチャンの出版社)でしたが、罫線を使って十字架を表現されていました。簡単に聞こえるかもしれませんが、新聞広告の制約の中で行なうのはかなり難しいと思いました。ちなみに大賞は数研出版『チャート式シリーズ』、金賞は暮しの手帖社『暮しの手帖保存版(2) 叱る!!』、銀賞は宝島社『正月企業広告』、銅賞は光文社『STORY』だったそうです。
●コンセプト
この広告を出す以前の数本の広告について、余白を生かしてインパクトのある広告を、ということで制作を行なっていました。その方向でよりインパクトのある広告を、ということで弊社の高橋が制作を行なったんですが、予想以上にインパクトのある(真っ白な)広告に仕上がったようです。実際の広告は図1をご覧ください。
●インパクトの余波
余白のインパクトはかなりあったようで、「本来ならここに文字が入るはずなのに何かの原因で落ちてしまっているのではないか」と思われた方がかなりいらっしゃったようです。実は社内でもそういう話があり、時間をかけて説明したりもしました。
●広告効果
この広告で取り上げた『VOA英語経済ニュースの聴き方』はかなり地味な売れ方をしている商品です。ですので、この広告だけで売上が跳ね上がる、ということは、残念ながら、ありませんでした。ですが、広告自体のインパクトのおかげだと思いますが、弊社のWebサイトへのアクセスはここ最近の広告にはないぐらい増えました。
◎Link
VOA英語経済ニュースの聴き方
●話題作り
音声配信の件でも触れましたが、「話題がないなら作ってしまえ」という意味ではかなり良い話題作りになりそうな気がします。表彰式(対象は個人ではなく会社)は来年の1月28日ですが、その前後に向けてもう少し盛り上げていきたいと思っています。
◎Link
第8回 音声配信
第9回 音声配信その後
●今後に向けて
制作担当の高橋はもちろんですが、それ以外の人間にとっても「頑張った結果が評価される」という意味で励みになる出来事になりそうです。販促物にしても広告にしてもWebにしても、ほぼ全てを社内で制作しています。それらに対する評価が内からだけでなく外からも与えられる、というのは、やはり嬉しいものです。こういう機会があれば再度挑戦してみたいと考えています。