2006-05-19
フランス大統領選挙の行方
欧州憲法にNonをいったフランス左派の間で2007年大統領に統一候補を立てる動きがあった。候補としてジョゼ=ボベの名前が取りざたされていたが、その後、この動きはどうなったのだろう。
右派の間でも統一候補を探る動きがある。出馬の意志を表明している「フランスのための運動」フィリップ=ドヴィリエ代表、「国民戦線」ジャンマリー=ルペン党首、「共和国運動」ブルノー=メグレ党首を「愛国統一候補」として何とか一本化できないか……という動き・声がある。
2002年大統領選挙でジャンマリー=ルペンが第一回投票で二位に着けたことから、極右・最右派が候補を統一すれば「ルペン・ショック」を再び起こせるのでは……と踏んでいるようだ。
フランス大統領選挙の動きは今後、さらに活発となるだろう。