2006-02-22
前原誠司・民主党代表を語る。
前原誠司・民主党代表にはある種の危うさを感じる。
党内の安全保障政策で統一したものをつくれなければ党首にとどまる意志はないといったり、「ホリエモン・メール」をめぐって自身の責任について言及したり、自らの首を絞めていはしないかとハラハラさせられる。
安全保障問題では「タカ派」と見られてきた前原氏が党首になって以降、彼が登場した本会議・予算委員会・党首討論の映像をネットでわたしはすべて見た。私の氏に対する印象は悪くない。食は国民生活の安全の根幹に関わる問題であると断じ、米国産牛肉の早期再開を批判してきた姿勢や、親の収入と子どもの学校での成績が相関関係にあることを示し、「日本では機会の平等すら与えられていないのではないか」と首相に迫った姿には、共感を覚えてきた。
ただ、菅直人・民主党元代表に比べたら、質問や討論に迫力が欠けるのは事実だ。貫禄がない。まあ、そういった技術的なものはどんどん磨いていって政治家として大成して欲しいと思う。
どーせ10年後には自民党にいますよ。小池百合子みたいにさ!
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