2006-02-22

よく寝ています

昨日、ペトラが2時にやって来て、原稿を一緒に仕上げました。私がかなり調子を悪くしているのを見て、「ごめんねヨシコ、私が日本語さえできれば、PC打って全てやってあげられるのに・・・。」と申し訳なさそうに言うので、「そんなの問題ないからね、私はタイピングにはかなり自信があるのよ、昔、虎ノ門タイピスト学校に通ったこともあるんだから!笑」などと訳のわからないことを言ったのですが、本当にタイプは習って身につけたので、相当早く打つことができるんです。なので苦じゃない。ただ、具合の悪い時に、頭の中でペトラのドイツ語を日本語に変換してタイプを打つのがやっぱり大変。汗・・・だんだん朦朧としてきて、でもなんとかやり遂げて力尽きました。

ペトラは気を使ってすぐに帰ったけれども、すごく心配してくれました。実はJDがまたベルリンに来ていて(いつも来ている!!今回はドイツーイギリスードイツーベルギー)、携帯のSMSに、今日の夕方会いたいからSMS頂戴って入っていて、それはナイヨンからもメールがあって聞いていたのですが、この調子ではとても会えません。それで、ペトラも前にデュッセルドルフとエッセンでJDに会っていたので、彼女に代りに会ってもらえないかお願いしたら、快く引き受けてくれました。JDは彼のポートフォリオを私に直接渡したかったのです。私もJDに久しぶりに会いたかったし、本当に残念なのですが、これ以上無理するとやっぱりきついので(実際、マーケットにすらまだ行かれないのです!)、今回はパスしてペトラにお願いしました。

でも、おかげさまでかなり良くなってきて、眠くなったら寝る、目が覚めたらふとんの中で好きな本を読む、という、リラックスな時間を過ごしているからか、気分も随分明るくなりました。この10日間、あまりに時間のない生活をしていましたからね。映画祭だけだったらまだしも、息子のゴタゴタもあったので、やっぱり過飽和状態になっていたようです。こうしてのんびりしていると、すごく心身が和んでいるのがわかります。家にあるものを適当に口に入れて、あとは柿茶をちびちび飲んで、今は夕方。息子はすでに戻って来ていますが、友達を連れてきていて、遊んでいます。宿題とかないのかなぁ・・・。あ、こんなこと私が考えても仕方がない!息子はいろんなことを自覚しなくてはいけません。

今日は、ギブスをとる日だったのですが、どうしたわけかまだくっついたまま息子が帰宅しました。「どうしたのよ?? クリニックに行かなかったの?」「行ったよ、でも何だかいろいろ言われてできないってさ。」「???どうして???」実は、前に行ったクリニックで途中までケアしていただいていたのですが、学校で起こった事故は、学校である程度支払いがあるそうなのですね。ところがそのクリニックは、そうした制度以外で運営している所だということが後でわかり、ドクターが「一体誰が払ってくれるのかしら。」とおっしゃったのです。私としては、息子にはしっかりと健康保険をドイツでかけていますので、それで問題ないから私が支払うと言ったのですけれど、それではドイツ人は納得しないんですね。つまり、学校の事故の場合は、学校が支払うのが当然、と主張する親ばかりなので、私のように自分で払うというのはありえないと。なので、途中で診察を放棄されてしまったのです!! 本当に信じられないことなのですけれども・・・。でも、後はギブスを外すだけなので、どこのクリニックでもできるから、学校の近くのクリニックに行って外してもらうことにしたのですが・・・。ここでもトラブルがあったということなのです。息子の言っていることは何だかさっぱりわからず、でもギブスをつけたままではどうすることもできないので、何とかしなければならない・・・。「いいよ、お母さん、俺さ、自分でとるから。」冗談じゃない!! 何かあったら大変です!! とにかくどこか良いクリニックで外してもらい、足の様子をみてもらわなければなりません・・・。
具合も悪いというのに、まだまだ頭の痛いことが続きます・・・・。でも、何とかなる、と思っています!!

もうすぐ夕方の6時。そろそろ起きて、息子に手伝ってもらってマーケットに行かなければ!! キッチンペーパーもトイレットペーパーも、野菜もパンも、いろいろ買わないと!!

息子の友達には帰ってもらわないとですね・・・。

今、ドアを開けて言いにいったら・・・・!!!!!なんと、3人も来ていました〜〜!!汗