2005-08-31

映画『アヴァンチュール』の舞台挨拶に参加して

昨日は映画『Une Aventure』の公開に先立ち行われた舞台挨拶に参加した。同映画のストーリーはDV的な男を夫に持つ女性(Ludivine Sagnierが演ずる)が夢遊病のために毎夜、素足のまま徘徊したり、自傷行為を繰り返す。ある夜、彼女が徘徊しているところに妻持ちの男(私と同い年のNicolas Duvauchelleが演じる。とてもセクシーな俳優です)が遭遇し、彼女の後を追い、知り合い、恋に落ちていく……というものだ。

女優・Ludivine Sagnierの演劇は秀逸であった。彼女は『8人の女たち』で少女の役をやり、同じくオゾン監督の『Swimming Pool』でも主演女優だった。今回の映画では、彼女のセックスシーンも出てくる。

作品に出るたびに、女優として成長していっているように思える。上映前の舞台挨拶に、ジーンズ姿できていた。髪をばっさりきってショートカットヘアになっていた。私は最前列に座っており、目の前1メートルの距離で彼女を見た。きっと街ですれ違っても気づかないようなごく普通の雰囲気だ。

フランスの舞台挨拶は写真撮り放題のようで、フラッシュがずいぶんとたかれた。