2005-01-27

【調査】フランス人とホモ・フォビア(2) ……同性愛者の路上キス、是か非か?……L’homophobie et les franxJ�is

 ゲイとレズビアンの雑誌『TETU』が2004年10月29日、30日にフランス人1003人を対象に電話調査を実施したところ、「同性性愛者は公共の場で自分たちが同性性愛者であることを示すような行為は避けるべきだ(たとえば路上でキスをするなど)」という設問に対して、次のような結果が出た(『TETU』2004年12月号90頁より)。

まったくもって賛成 :23%
どちらかといえば賛成:18%
まったくもって反対 :18%
どちらかといえば反対:38%
どちらともいえない : 3%

 2004年2月に実施された調査では、同じ設問に対して、次のような結果だった(『TETU』2004年12月号90頁より)。

まったくもって賛成 :24%
どちらかといえば賛成:18%
まったくもって反対 :19%
どちらかといえば反対:36%
どちらともいえない : 3%

 「異性性愛者は公共の場で自分たちが異性性愛者であることを示すようなことは避けるべきだ(たとえば路上でキスをするなど)」という設問がないため、同性性愛者が路上キスなどの行為をすべきではないと考える人々(10月調査では41%)が、異性性愛者のキスならば容認なのか、同性性愛者のキスだからだめなのか、どちらもダメなのか分からない。

 ただ、路上キス行為など同性性愛者が公然と自分たちの性指向を示すことにたいして、10月調査では56%の人々が「容認」しているということはいえる。

ストのお知らせ:1/30(日)はフランス名物・ストライキ(greve)決行のため、当ブログは更新いたしません。