2006-09-22

ユナイテッド93

胸が締め付けられる「ユナイテッド93

「ゲド戦記」を見た日、本命の「ユナイテッド93」をはしごで見た。
こちらは作り手の志の高さが感じられ、ぜひ見て欲しい作品。
監督は、ドキュメンタリータッチの演出が得意なポール・グリーングラス。
イングランド生まれの監督で、最近では「ボーン・スプレマシー」が評判だった。
この作品では、9.11テロの日の悲劇を臨場感たっぷりに描いていた。
あの日ハイジャックされた4機のうち、唯一目標に到達しなかった93便の機内がどうだったのか、
克明に再現してあり、最後はまさに地獄絵図なのだけど、
乗客の人たちが最後まで生き残る望みを捨てずに立ち向かった様子がひしひしと
伝わってきて、胸が締め付けられるようだった。
画面が多少ゆれるので、車に弱い人はご注意を。

このエントリへの反応

  1. 本当にまじめに撮っているので、見終わった後に心に染み入りますね。これなら遺族の方々も不愉快な気分にならなかったでしょうね。俺がハマーだのデイヴィド・ラッシュがまじめな顔で出ていて、時を感じました。