2006-10-05

少食 イン バイエルン 2

日曜日、夜の8時半・・・。

微妙な時間です。レストランに行って食事してからアンゲリカの家に戻るとなると、夜中になってしまいます。翌日は朝9時から仕事で会議がありますので、私としてはそちらに照準を合わせたい。つまり今ある私の体力やエネルギーを温存したいわけでして・・・。夕飯はパスしたい気持ち。でも、他の人はそうはいきませんね・・・。

アンゲリカが言いました。「遅くなってしまうから、食事は家に戻ってから、適当にあるものでパンに何かはさんでっていうんでいいでしょ?」

ヴィンツェントと息子は再びがっかり・・・・ずっと大人の都合で付き合わされて、さらに美味しい食事にもありつけないとなれば、まぁそうなるのも無理はないですね・・・。でも、アンゲリカが月曜日にオクトーバーフェストに連れて行ってあげるから、いろんな乗り物に乗せてあげるから勘弁して、と言ったとたん、二人のご機嫌は直りました!(単純です・・・)

・・・ということで、そのまま帰宅し、みんなはサンドイッチや果物を頬張り、私はお茶だけ飲んでおしまいにしました。私的には、かなりいい感じの少食ができたというわけです! 

そして翌日の月曜日。相当早く起きて、アンゲリカの別の用事の手紙の翻訳をして清書し、シャワーを浴びてしっかりと支度をし、お茶だけ飲んで9時の会議に行きました。とてもすっきりさわやかな気分でした。睡眠時間は3時間ほどでしたけれど、疲れは全くなし!やはり少食をしていると、寝覚めがいいだけでなく、体調が朝から良いのです。

会議は3時間半にも及び、もう午後の12時半。アンゲリカのご両親とランチをご一緒することになっていたので、大慌てで帰宅。ご両親宅で息子、アンゲリカの友達の建築家とジュエリーデザイナーのカップルも交えて、みんなで1時間以上かけてお食事をしました。(ヴィンツェントはまだ秋休みになっていないので、学校に行きました。)

息子は、やっと豪華な食事にありつけると内心嬉しかったようなのですが・・・・。

なんと、私のためにアンゲリカのお母さんが気をきかせてくださって、完全なるベジタリアン食だったのです! お肉やお魚は全くなく、てんぺでできた植物性ハンバーグがメインで、あとは野菜がどっさり。デザートはオーガニックのプラムケーキ。息子大ショック!

本当は、そういうお食事が最も体にはいいのですけれどもね・・・でも、私も別にベジタリアンなわけではありません。アンゲリカもお魚は食べるし、彼女のご両親などは、お肉もお魚もしっかり召し上がります。でも、とにかくこの日は私のことを気遣ってくださったようで、野菜だけのお料理だったのです・・・。息子、悲しい悲しい・・・。私は美味しい美味しいありがたい!

おかげさまで、私は少食を守ることができてすごく良かったですが、息子があまりにがっかりしていたので、その後ヴィンツェントが帰宅してからオクトーバーフェストにくりだし、いろんな乗り物に乗って、いろんなものを食べて(私は食べませんでした!)、息子はやっと満足した表情になりました。

夜11時の寝台車に乗り、私は結局夕飯なしで寝てしまいました。お祭りのメリーゴーランドで頭がくらくらしてしまったので(いやだと言うのに、無理やり乗せられたのです。それにお化け屋敷も・・・汗)、仕事以上に疲れてしまい、バタンキュー。息子はしばらくゲームなどして遊んでから寝たようです。

とてもいい感じに無理なく少食ができて、私は本当に嬉しかったです!