2006-06-27
お風呂場で読む本
リラックスできるのは、私の場合はなんといってもお風呂。シャワーだけではゆっくりできませんが、バスタブにお湯をはってラベンダーの入浴剤などを入れ、優雅に本などを読むのが私のお気に入り。ヨーロッパのバスタブは足が伸ばせるほどの長さがありますから、バス用枕に頭をのせて、やさしい香りに包まれて湯船につかって本を読むのが、今の私の贅沢なひとときなのです。
読むものは、その時の気分によりますが、前向きな時は韓国語の文法本(笑)。最近はちょっと読むのが難しくなってきていますが・・・。息子のすったっもんだが解決して落ち着けば、またやる気になると思います。気分が落ち込んでいる時は、なんといってもコミックスが一番! それも大好きな先生の漫画を何度も何度も読むのです・・。これは究極の癒しにまります。文庫の小説なども軽いし嬉しいですね。ハードな内容の文庫だと厳しいですが、軽い読み物だったらお風呂には最適です。
そして最近良く読んでいるのは、前に映画評論家のOさんからいただいた「新潮創刊100周年記念の名短篇」。お風呂で読むにはちょっと重い(ずっと持っていなくてはならないので)ですが、これはとても素敵な内容でぐっときます。湯船につかっている時間にもよりますが、いつも1〜3つくらい読んでいます。
昨日読んでとてもぐっときた短篇は、広津和郎の「崖」。入院している父親をお見舞いに行く息子。すでに回復している父と和やかな時間を過ごしていたものの、ある日崖の近くでひとり佇んでいたら、遠くから父が息子を見て、崖から落ちるのではないかと気にやむのです。すると、その日から数日再び体調が悪くなり、すぐに快復したものの、後から考えたら、息子が父に心配をかけたことで、微妙に体のバランスを崩したのだと気づくのでした・・・。そんな内容なのですが、今の私は、息子の学校問題で体調を多少崩しているところがあるのかもしれません。この短篇を読んで、思わず頷いてしまいました。息子にも、気づいて欲しいですが、まだまだ無理ですね・・・汗。
今日も学校の後、楽しく友達と野球をしてきたようで、すっかり日焼けして帰宅しました。昨日の残りのピザがお弁当でしたので、腹持ちも良かったらしく、ランチはいらないとのこと。イタリアxオーストラリア戦の後に、夕飯として玄米の焼き飯と野菜とお豆腐のお味噌汁、ちょっとしたお惣菜を添えて息子に出します。もう用意はすっかりできています! 私は青汁だけにしておこうと思います。