ポット出版

忘れそうなので、思い出した今、ここに書くことにします。ヴェンダース展は、おかげさまで大成功でしたけれど、そして多くの方からお褒めの言葉をいただき、夫妻それぞれの写真の作品も絶賛していただき、とても嬉しいことでしたが、そのオープニング・パーティという晴れがましい場所に、一体私はどんな姿で行ったら良いのか、実は随分悩みました・汗。そんなところにほとんど縁のない私。いえ、今回はエグゼクティブ・プランナー＋プロデューサーという肩書きでしたので、文字だけ見たら偉そうですけれど（笑）、実際は裏方な訳でして、華やかな場所に見合う服も持っていなければ、お化粧もわからず・・・。そうです、私は自己流でしかお化粧をしたことがなく、このブログにも書きましたけれども、ヨン様の「冬のソナタ」を見て、チェ・ジウのメイクをチェックし、この年で初めて「アイライナー」を購入し、使ってみたのでして・・・。パーティ用のメイクなど皆目わかりませんでした。

そこで、友達がくれたメイクの本を斜め読みし、必要最低限のメイクグッズを買って自分でお化粧してみることにしたのです。でも、お化粧品って、本当にすごく高いのですね！（私が持っているものは、ファンデーションにマスカラ、アイシャドーなどの基本的なコスメのみ）良い物を買おうとしたら、いくらあっても足りないほど。なので、最初からそういう高いお化粧品は買わないことにして、無印良品に行って、携帯用のミニコスメを買いました。おかげでトータル２千円くらいで済みした・笑。
その中で、初めて買ったものが２つあります。それは、チークパウダーとコンシーラーです。頬紅って、自分でしたことがありませんでした！　それに、コンシーラーは聞いてはいましたけれど、いろんな色があってよくわからなかったし、何もそこまでする必要もないし、と思っていたのです。でも、無印良品で、小さなケースに入ったリーズナブルなタイプがあったので、買ってみることにしたのです。それで、パーティの時につけてみたのですが、これは本当に大正解！とても顔色がよく見えるのです。驚きました！（そんなこと若いうちにわかっていたら、今頃はもっと違う人生を送っていたかもしれない？？？）コンシーラーは、肌のくすみやしみなどをカバーしてくれるので、これも印象がかなり違います。こんな便利なものがあったんだ！と感心してしました。４９歳にして初めて知ったというわけです。（遅い・・・）

アンゲリカが夏にミュンヘンで、親戚や友達およそ１００人を招待して、５０歳のお誕生日を祝う大パーティを催すのですが、その時にもこのメイク術が役立ちそうです！笑。と同時に、来年１月は、私も５０歳になります・・・。それで、アンゲリカが何か淑子もしなさいよ、と言うのですが、さすがに１００人も呼んでパーティなどはできず・・。でも、何か節目になるようなことはしたいな、とちょっぴり思っていて、息子と話していたら、ナイヨンがピナ公演でベルリンに１月２４日から２８日まで滞在することを思い出しました。それで、私の誕生日当日は、息子と二人で祝い、２８日のピナ公演最終日に、舞台が終ってからナイヨン、アンナ、ペトラにアンゲリカ（は、南ドイツからかけつける予定）の女性５人で、ささやかなお祝いをしようかな、と思っています。日本人の友達同士だと、もうそんなことはちょっと照れくさいからやりたくないって思うのですが、アンゲリカやペトラたちは、そういう行事をとても大事にするし、私もドイツで暮らしているのだから、まぁとにかくドイツ的にささやかにやってみようかな、と思ったわけです。ナイヨンはじめ、みんな大賛成してくれました。どこかのレストランで、公演後に少しだけリッチなお食事をしようと思います。これはもちろん、主催者である私がアレンジしてご招待するのです。

ということで、アンゲリカのパーティと私のパーティの２回は、確実に今回購入した初めてのコスメが役立ちそうです。普段は、ファンデーションを塗るのも面倒になって、家にこもって原稿書いたりしている私ですけれども、たまには変身して身奇麗にしてみたいと思います。服は・・・高級なものは持っていませんが、シンプルであれば、なんとかなるはず！どこかの大金持ちの王子様がプレゼントしてくれるのであれば別ですけれども、まぁそれは・・・？？？でも、まだまだ気は若いので（笑）、一花咲かせたいなぁ、と思っております！　お化粧道具も揃ったことだし、化けてみますか！？

でも、やはり本来の肌の調子が良ければ、顔はきれいに見えるものですね。やはり少食によって肌を美しくして、つるつるの上にファンデーションを塗って輝く、というのが最高なのかもしれません。

あ、そうそう、昨晩のグリーンアスパラガスは大好評で、息子が美味しいと言って喜んで食べてくれました。玄米もしっかり食べて、トマトスープなどはおかわりしていました。野菜メインの食事も、なかなか良いものだとわかってくれたようです。ちょっと嬉しかったです。