2006-06-23

痛い支払い

毎日ものすごく暑いです。今日、木曜日など、曇りで最高気温が25度くらいと新聞に書いてありましたけれども、もっと暑く感じます。息子は相変わらず思春期モードなので、私もさすがに疲れたことだし、しばらく黙って様子を見ることにしました。できるだけストレスをためないように、ポジティブに物事をとらえようと思っています。
そして、息子の夕飯には、暑いのでドライカレーに決めて、たっぷりの野菜を刻んで、豚のひき肉を控えめに入れて、少しだけ豆乳でカレールゥをのばして作りました。ご飯は玄米です。日本から戻ってからの9月は1ヶ月間白米となりますが、今のところまだ玄米。青汁もしっかりと飲んでくれています。ありがたいとは全く思っていないようですけれども・・・。

ずっと前にここに書いた、「おもちゃのピストルでメルセデス・ベンツの左サイドに傷をつけてしまったかもしれない」事件。私の目では全くついていなかった傷ですが、相手は通りで遊ぶ子供たちを注意することなく警察を呼び、現場検証をしています。つまり、最初からお金をとって左サイド全てを新しくする作戦のようです。それで、ピストルで遊んでいた4人の子供に、お金を要求していたのですが・・・・。どう考えてみても、奇妙な事件なのですが、私としては、もちろんタマが小さいといっても多少危険も伴う遊びを、車道で行っていた子供たちにも責任はあるとは思っていますし、反省すべきですが、全く見えない傷のために、左サイド全てを換える代金をよこせというのは、納得いきません。4人の子供の親が全員一致で弁護士をつけて戦っていたはずなのですが・・・・。ひとりの子供が入っている保険会社が、なんと誤って相手に支払ってしまったというのです!!あ、ありえない・・・・。しかも、その金額は2400ユーロを超えるのです・・・。つまり、ひとりにつき620ユーロくらい支払わないとならないというわけです。これには参りました。9万円近い金額です・・・。ひどい・・・。昔は、危ないことを仮に外でしたとしても、大人が見て、「そんなところで遊ぶと車を傷つけるからいけないよ。」などと注意をしていたものですが・・・。その訴えた人は、なんと2日間窓から観察して、そして通報したようです。観察するくらいなら、注意すればそんな事件にならなかったはずだし、実際今でも本当に子供たちが傷つけたかどうかは不明なのです。なのに・・・。

ということで、釈然としませんが、私も息子の分の620ユーロを払うことになってしまったのです・・・・。私たちの弁護士は、今度はその保険会社を訴えて戦うと言うのですけれども・・・・・。それも普通のことだし、問題ないと・・・でも・・・・。なんだかあまりに不毛なやりとりで、悲しくなってしまいました。どうするのが良いのか、私にはわかりません。支払わないと警告がきて、さらに上乗せした金額を要求されます。そうした一連のやりとりも、精神的にしんどくなります。いったいどうなることやら・・・。

でも、本当に高いです・・・。4人で35万円近くの賠償金ですから・・・。

これでは、働けど働けど、私の暮らしはちっとも向上いたしません・・・・涙。食費を減らして小食にすれば、節約にもなるし体にもいいしで、一石二鳥ですかね? 汗涙