2005-10-07
事件はさらに・・・
待機の仕事は、まだ待機のまま・・・。ひとつは、本当にひたすら待ちの状態で、受動的な仕事なのです。そしてもうひとつは、こちらのコンセプトをすでに伝え、現在検討していただいています。それが通れば動き出すはずなので、ある意味能動的なお仕事なのです。でも、どちらにしても待つっていうのは、何だか落ち着きません。私の精神力が弱いということもあるのでしょうけれども、別に外出してもかまわないのに、ついつい家にこもってしまいます。なんとなく、家から出られないというか・・・。いえ、それがほんの1〜2時間程度であれば問題ないのですが、それ以上になると、その間に何か動きがあるのではないかな、と思ってしまったり。でもそれでいて、昨日のように、Sさんのお見舞いに伺おうと(それは私にとって大事なことでしたので)、外出したわけですけれども、そういう時に限って、これまたいろんなことが動くのですね〜(笑)。2時半から夕方6時までSさん宅にお邪魔して、久しぶりの再会を喜び、お話が弾んで楽しいひとときを過ごしました。その後、アジアショップで買い物をしてから帰宅したのが7時。息子がブルーノの家に泊まるということは了解していたものの、その前にラッキー&クッキーの小屋の掃除、居間、自室の掃除をするように言ったのに、ペット君の小屋掃除しかしていなくて、しかも籾殻を敷いた上に藁もなければえさも入っていない状態!!!まぁ、なんてかわいそうなラッキー&クッキー!(私から見れば、多少の「少食」も「断食」も身体にいいわよ、とラッキー&クッキーに言いたいですが、それは息子の意図するところではなかったので、言いません・・・笑)飢餓状態は2〜3時間というところでしょうか。慌ててえさをあげました。ほ!
そして、私が留守にしている間に、いろんなことがあったのでした! 例のおもちゃのピストル事件の事情聴衆が10月下旬に警察で行なわれるのですが、その通知が来て、私達側の弁護士(今回の4人組のひとり、マックスのママの妹)からもメールや委任状フォーマットが届き、すぐに他の子供2人のママにメールを転送しなければならず(そのうちのひとりのメールアドレスがわからず、電話したり息子の携帯電話にSMSを送ったり・・・)、私がサインした委任状を、弁護士にファックスですぐに送らなければならず、夜にバタバタしてしまいました。その上、プレスセンターからも連絡があり、ビザの件ですが、なんと外国人局に人事異動その他があり(!)、すぐにアポが取れないとのことで、至急メールに添付されたフォーマットで手紙を別のセクションに送って欲しいとのこと・・・一体どうなっているのでしょうか?? たった1日、日中留守にしただけで、これだけのことがわらわらと起こってしまいました・・・。本当に、ず〜と意識して自宅待機していたのに!! そういう時はほとんど何も起こらないのに! ・・・大汗。
その他、ヴェンダース・イベントのもろもろや、自分の絵本を描く準備など、昨晩は本当に目まぐるしく、追いまくられるような、忙しない時間を過ごすことになってしまいました。嗚呼
特に、息子達4人組の事件は、さらに深刻度を増してきました。なんでも、訴えた隣人によりますと、4人の少年たちは、おもちゃのピストルで隣人のネコを撃って虐待した、と主張し始めたのです! う〜〜ん! これは・・・。かなりすごいことになってきました・・。子供たちは、そんなことしていない、と言っています。実際、私の息子も思春期で悪いことはたくさんしますが、そういうことはしないと私は信じているのですけれども・・・。う〜ん・・・・。ラッキーとクッキーの肉体をキズつけたこともないですし・・・。いつも「いい子いい子〜。」と言って抱っこしてほおずりしていますしねぇ。いやまぁ、えさを入れずに家を飛び出してはいるのですけれどもね・・・・。
私は、とにかく自分の息子を信じてこの件を進めようと思っています。いつか息子も私に嘘をつく時があるでしょう。でも、今は嘘はついてはいけないと教えています。これは大事なことだと思っています。そして、必ず「お母さんは、君を信じているからね。」と言っています。なので息子は今のところ、自分が不利になってもいろいろなことを正直に話してくれます。だから、たとえ世界中の誰も息子を信じなくなって、味方がいなくなったとしても、私だけは息子を信じたいと思っています。それがまた息子の心に響くのか、はたまた悪いと思うのか、今のところは人さまを傷つけるような、ひどい行為をしていません。だから、ネコをおもちゃのピストルで虐待したという話も、私はありえないと思っています。私達は海外で暮らしていますし、私達の住むツェーレンドルフには外国人が少ないこともあり、住民で外国人排斥に傾く人もいます。人を蔑むような目で見る人も確かにいます。今回の事件の隣人がどんな人なのか、私にはわかりませんが、少なくても、子供たちと話し合いもせずにいきなり弁護士を立てて訴えてきて、車の左側面を全てとりかえるから弁償しろ、と言ってきている人です。やり方はえげつないといえるでしょう。これでは、少年達がそれまで漠然と抱いていた「大人」のイメージが、どんどんマイナスのものになり、本当の犯罪に結びついてしまう恐れだってあると思うのです。ですから、ここは私達親が本当に細心の注意を払って、この事件に取り組まなければならないと思いました。息子達の過ちは、中庭で遊ばずに、道路で遊んだことです。それはしっかりと謝るべきことだと思っています。おもちゃのピストルの弾は正露丸くらいの小さなもので、当っても怪我をしないものですが、もちろん人間や動物に撃ってはいけないと教えています。さすがに目が覚めたのか(?)、もうピストルでは遊ばなくなりました。家でコンピュータゲームばかりして、たまには外で遊べばいいのに、と思っていると、こういう変な遊びをして、そしてこんな事件になってしまう・・・。本当に難しいものですね・・・。
今日は、今まで精神的にしんどかった時に読めなかった新聞がたまってしまっているので、それに目を通します。少しずつ、部屋の整頓をして、絵本を描く準備をしたいです、待機しながら・・・汗。
本日のオーガニック・ライフ・イン・ジャーマニィは: