ポット出版

月曜日。とってもお天気がいいです！　本当は、Ｓさんとランチをしながらおしゃべりすることになっていましたが、昨日からちょっと頭痛がして、喉も少し痛かったので、やむなくキャンセル。お散歩します、と日記に書きましたけれど、それもできませんでした。一歩も外に出ませんでした。ずっとゆっくりして、早めに寝ました。体調が優れない時は、脱線しないでおとなしく何も食べずに柿の葉のお茶など飲んで過ごせば良いのでしょうけれど、まだまだ修行の足りない私は、そういう時に限って何か食べたくなってしまうのですね。身体が栄養を欲しているはず、という言い訳を自分にしながら、何か口にしてしまうのです。う〜〜ん、これには参りました。ということで、玄米とか、りんごとか、ちょっとだけカカオ７５％のチョコレートをいただいてしまいました。それだけだったら良かったのですけれど・・・実はダニーのママがとっても素晴らしい大福を作ってくださって、４個もお裾分けしてくださったんです！　きゃ〜〜！！　ああ、家になければ食べないですが、やっぱり目の前にあればどうしても、ど〜〜しても欲しくなってしまいます！　息子は、ダニーや他の友だち数人と楽しく外で遊んでいたので、家にいませんでした・・・。それでどうなったかと言いますと・・・４個中、３個も食べてしまったのです！

美味しかった〜〜！！　幸せです〜！　（でもちょっと涙しながら？笑）Ｓ子さん、どうもありがとう！！

帰宅した息子、開口一番「あれ、大福いくつもらったの？　一個しかないけれど、ひょっとして、お母さん沢山食べた？　いくつ食べたの！？」とすごい剣幕・・・。汗・・こちらが悪いので、何も言えない私・・・でもとっさに、「何言っているのよ、３個食べてしまったけれど、君はいつでも美味しい物食べているじゃないの？　あんこくらい、好きなだけお母さんにも食べさせてよね！」・・・ほとんど意味不明な言い訳をしてしまいました・・・。息子に文句をさらに言われるのではないかと思っていたのですが、アイライナー効果もまだあるのか（？笑）、あるいはかわいそうに思ったのか（それに、ダニーのママの大福は手作りですし、オーガニックなわけで）、そのまま引き下がりました。良かった・・・・。その後、ダニーのママが息子を夕飯に招待してくれたので、夕飯も作らずそのまま仕事をして過ごしました。もちろん、その後は何も食べませんでした・・。当たり前ですよね・・・。

過食気味になってしまったせいなのか何なのか、ぐったりと寝入ってしまい、朝はなかなか起きることができず・・・。風邪気味のせいかとも思ってはいますが、排便も当然のようにうまくできません。やっぱり過食はダメですねぇ。わかっているのに同じことをくり返してしまう・・・。そういうことって、体調が悪い時に起こります。昨日は寒いのに無理して掛け布団を薄くしてしまったのも、良くなかったのかもしれません。

でもまぁ、今日はＳさんと会うのをキャンセルしたので、とにかく家でゆっくりして、翻訳仕事をしようと思っています。本日口に入れるのは、なるべく青汁、お豆腐、生の玄米粒、そしてお茶だけにしようと思います。お茶は、あまり厳しいことは考えず、ハーブティにしたり、オーガニックのチャイに豆乳を入れて飲んだりしています。まぁ、あまりに自分に強いてしまうと、反動がひどくなるのはわかっているので、「大丈夫、ダメだったら食べてもいいんだからね」と自分に言い聞かせています（笑）。

さて、今日はちょっとスピリチュアルなお話を・・・。実は、Ｙ子さんからハイラーの話を聞きました。ハイラーといのは、その人が持つ不思議な力でもって、病気などを治す人のことなんですけれど、ドイツには伝説のハイラーもいますし、意外にそうしたハイラーを信じるドイツ人が多いと聞いています。Ｙ子さんもある方から聞いてきて、私に一緒にハイラーのところに行かないか、と誘ってくださったのです。「なんでも、２人すごいハイラーがベルリンの近くにいるらしいのよ。一人はシュプレーヴァルトにいて、もうひとりはポーランドとの国境近くに住んでいるそうなんだけれどね。私の友人が両方に行ったんですって。まずシュプレーヴァルトの方ね。そうしたら、手かざしみたいなことをされたんですって。何だか、こんなんで効くのかしらってちょっと半信半疑だったって。それで、彼女の症状はさほど変化がないようにも思えて、少ししてからポーランド近くのハイラーの所に行ったんですって。そうしたらね、そのハイラーは彼女の身体に手をあてて、＜う〜〜ん、あなたは最近、何か猛烈にエネルギーを身体に吹き込まれましたね。一度ここか、別のハイラーのところにらしたことがあるんですか？＞と言われたんですって！　それでびっくりしてしまったって！」とＹ子さん。え〜〜！！　そういうことがあるんですか！　と私も驚いて、「それでどうなったんですか？　その方は病気が治ったんですか？」と聞きましたら、「彼女は病気じゃなくて、重度の肩こりでずっと悩まされていて、それによって何か病気になってしまうのではないかと心配だったのね。でね、肩こりはすっかりなくなったそうよ！」とのこと。さらに、「でも、ほとんどはみなさん病気を抱えていらっしゃる方みたいよ。木曜日の午前中は、車椅子の方のみ受け付けているそうだから、それほど車椅子の方が多いのかな。とにかくなかなか興味深い話でしょ。まぁこの話を聞いたら、どちらのハイラーによって治癒されたのかわからないんだけれどもねぇ。」う〜〜ん、そうですね、場合によっては両方かもしれないし、そうじゃないかもしれないし・・・。
気になるお値段なのですが、両方とも１５ユーロとのこと。「え！　安いですね。そういうところって、値段があってないみたいな感じで、ものすごく要求されそうな気がしたけれど。」と私。Ｙ子さんは、「そうなのよね。私もどうなのかなって思ったんだけれど、とにかくそれ以上はこちら側も渡してはいけないし、彼らも要求しないみたいよ。そういうものなんじゃないかしらね、本物っていうのは。」本物！！　この言葉はちょっとそそられました。約２０００円ほどで、ハイラーに治癒していただける？？？　もちろん、私は甲田療法を信じていますので、全ては自分で治していかなければならない、必要以上の他力本願ではいけない、ということはわかっています。でも、耳が少しでも良くなってくれるのであれば、２０００円払って一度は受けてみたいと思ったのです。

それで・・・Ｙ子さんも、ペトラも私が日本に飛ぶ前には時間がないと言います。私は今風邪気味だし、風邪のことと耳のことで、できればすぐにでも診ていただきたい、と思いました。それで、思い切ってさきほどハイラーに電話をしてみたのです。（Ｙ子さんに、本当に１５ユーロなのか確認した方がいい、とも言われました）私は、できるだけ電話をしないようにしていますし、出ることも稀です。耳が良くないので、受話器ではあまり相手の声が聞こえないし、聞こうとすると神経をかなり集中しないとならず、疲れてしまうからです。でも、どうしても２２日の出発前にトライしてみたいと思ったので、電話をしてみました。出て来たのはハイラー自身で、ドイツ人ではありませんでした。外国人ですね、ポーランドでしょうかね？　わかりませんが、きついアクセントで話す言葉は、それでも結構良く聞こえました。私の病状を説明して、一度診ていただきたいと言いましたら、「いつ来られますか？」「明日の火曜日か、土曜日でしたら午前中になんとか・・・。」「そうですか、でしたらどちらでもいいですから、８時から開いていますから来てください。」え！　別に予約はないのだそうです。時間内に行けば問題ないとのこと。つまり、待たされることがあっても、ちゃんと必ずみてくださるということのようです。「それで、お渡しするお礼なんですが、１５ユーロと聞いているのですけれども、間違いないでしょうか？　お聞きして申し訳ないのですけれども・・。」と、ちょっともじもじしながら言いましたら、「ああ、それで結構です。ご自分で値段は決めてください。いくらでもかまいませんから。」！！　ほ〜〜。それで相場が１５ユーロになっているってことなのですね・・・。

ということで、明日もしも風邪気味の私の調子がそんなにひどくなければ、明日に早速行ってみようと思います。ダメだったら土曜日に！
ちょっぴりドキドキしています・・・。このお話、全く少食とは関係ないですけれども・・・ごめんなさい・・・。

本日のオーガニック・ライフ・イン・ジャーマニィは：

旅の必需品　２