2004-12-03
「Rythm is it!!」
「Rythm is it!!」
今回は、映画のタイトルから始めさせていただきます。前からずっと見たくて、でも時間がどうしても合わずに行くことができなかった作品。ペトラも見てすごくいいって言っていたし、これは何とかして行くぞ!と心に決めていましたが、昨日ソニアと一緒に見ることができました。いや〜〜〜! 本当に本当に素晴らしい映画で、感動という言葉では言い表すことができず、涙は怒涛のように流れ、最後には拍手すらしてしまいました。そして、拍手をしたのは私だけではありませんでした。久しぶりに、映画館での大きな温かい拍手を聞きました。(自分でもするのは久しぶりです)
この作品は、ベルリンを舞台にしたドキュメンタリーなのですが、ベルリン・フィルと指揮者のサイモン・ラトル、そしてベルリンの学校の生徒達を軸として、ストラビンスキーの名曲「春の祭典」の演奏+踊りのプレミアで終了します。ラトルの表現力、そして生徒達の日増しに目の輝きを増す様子・・。見ていてどんどん引き込まれ、「表現」の素晴らしさに触れるのです。最初は、「のだめカンタービレ」だとか、ピナ・バウシュの振り付けによる「春の祭典」(これはもう、鳥肌ものの、必見作品!!何度見ても涙ぽろぽろ!通常はナイヨンも群舞で踊っています)のイメージが強く、私の中では映画と向かい合っていても、まだ心に余裕があるというか・・・そんな感じでした。ああ、ラトルの練習風景ってかっこいいな〜、とか、わかるわかる、ベルリンの子供達ってこういうのいっぱいいるなぁ、とか。でも、徐々に内容に凄さと深みが増してきて、いつの間にか私の心はラトルの世界、そして生徒と振付師の世界に入り込んでいったのでした。ああ、読者のみなさんにもぜひぜひ見ていただきたい作品です!! 映画が終了してすぐに家に帰るつもりだったのに、どうしても余韻をソニアと分かち合いたくて、一緒に映画館についているカフェに入り、1時間ほど雑談して戻って来ました。もちろん夕飯などなしで興奮状態で寝ましたので、昨日は生菜食がうまくいきました(笑)。
ぞれで、その前に撮影した、映画館のすぐ近くのクーダムのクリスマス・マーケットの写真を皆様にご紹介いたします。5時くらいの撮影で、すでに暗かったので、もしもわかりづらかったらごめんなさい! とてもきれいでした。
あ! 映画に心を奪われ、うっかり忘れるところでした! そう、耳栓です! 新しい耳栓! かなりごっついのですが、しっかり耳にフィットして、空気の漏れが少なく、ほとんどピーピー音がなくなりました!ヤネッテちゃんがすご〜〜く喜んでくれて、自分のことのようにはしゃいで、「ほ〜〜ら、これで大丈夫!帽子だってかぶれるわよ! うん、良かった〜〜嬉しい〜〜!!」とVサイン! 私も嬉しくて、ふたりでおおげさな抱擁をかわしたのでした! あ〜本当に良かったです! 昨日は最高の日でした!