2003-07-17
初めての断食
ついに待望の断食の日がやって来ました! 本断食(水だけ摂取して何も食べない)とは違いますが、すまし汁断食というものです。これは、前日の夜に、1回分にすると3合の水に、乾燥こんぶをひたしておき、翌日取り出して沸騰する直前まで煮たものを、濃い目の醤油で味付けしていただくものです。
その際、30gの黒砂糖もいただきます。汁に溶かして飲んでも良いそうですが、そのまま少しずつかじって摂取してもOKとのこと。私は少しずつかじることにしました。思ったより厳しくなく、今のところは大丈夫です。黒砂糖も、久しぶりの甘味ですから、すごく美味しくてありがたい! 大事に大事にいただいております。青汁も飲まないので、断食中はひたすらいつでも水か柿の葉茶を飲んでよいそうです。
今朝の甲田先生の診察で、先生は私におっしゃいました。「顔色もいいし、なかなか良い調子だね。これなら来年の夏は本断食を10日間くらいできるだろう。それさえやれば、すぐに耳が聞こえるようになるよ! それまで食餌療法に耐えて、頑張ってください! 今日はすまし汁断食。青木さんにとって初めての断食ですな。もしも吐き気がしたら、すぐに中断して三分粥を作って食べてください。夜中でも何でもけっこう。吐き気がするというのは、まだ体調が断食に適していないということ。だから、急がずに三分粥からやり直してまた試みればよいのですから、無理をしないように。」このままでいけば、来年の夏にはすっかり耳の調子が良くなるとのこと! これは本当に頑張りたいと思いました。
患者さんの中には、早く治りたいばかりに決められた黒砂糖を全く口にせずに断食を行う人もいるのだそうです。でも、そういう患者さんは決まって頭がふらついて、気分が悪くなって挫折するのだとか。黒砂糖を舐めるのには意味があるのです。脳に栄養を与え、脳の働きを活発にするための、ブドウ糖の代わりなのです。それをやめてしまっては大変なことになります。
甲田先生のところに来て、しっかりと断食や食餌療法のノウハウを習得することが、とても大切だなと感じました。患者が勝手にやっては本当にすごく危険なのです。先生のおっしゃる通りに進めていけば、自ずと道は開ける、と思いました。今朝、先生はさらに、「青木さんの病気は難病中の難病や。でも大丈夫! 絶対に治ります。希望の光が見えてきたでしょう。来年の本断食まで頑張ってや。」とおっしゃるではありませんか! あ〜〜〜! 頑張ります頑張ります! 先生のおっしゃる通りに食餌療法やります!! ・・・でも、この食餌療法がかなりすごいんですけれどもね・・・・。それはまた次回に・・・。
意外とお腹は空きません。そもそも甲田先生のメソッドを伺った時に、この断食という方法は、もちろん身体を治すためのものではあるけれども、目標が食事を制限する、我慢するってことではなく、最終的には自分自身の心身としっかり対峙して、語り合うことなのではないのかしら、と思いました。それができるような状況を作るためには、厳しい断食などの療法をしなければ、私達凡人はなかなか向かい合えるものではないってことなののじゃないか、と思うのです。実際断食をしてみて、本当にそうだなと確信しました。あれが食べたい、これが欲しい、って「食」にとらわれているうちは、きっとまだまだなんですね。
それを越えた先に、自らの心と身体に深く関われる状況が生まれ、そこで自分自身と語り合えることができたら、その時はかなり病状が変化しているのではないかなと感じます。
今日から、カナダからのkさんが加わりました。私と同じ、母子家庭で海外に飛んだ女性で、私の大先輩のような方です。いろいろお話をしてくださって、勉強になっています。彼女は骨粗しょう症で入院を決意したのだそうで、これも治ればすごいことです。以前にいろいろ身体を壊してしまって、甲田先生に診ていただいて全てが治ったというKさん。説得力があります。今回も、先生のおっしゃる通りにしていれば必ず治ると信じて、カナダからやって来たのだそうです。甲田療法は、海外からわざわざ来る価値は充分にあります。
断食している実感はまだわきません。けれども、ほんの少しだけ、神経が研ぎ澄まされている感じがします。明日明後日になれば、もっともっと神経や身体、皮膚が敏感になるらしいです。ですから、断食中はお風呂で石鹸を使ってはいけないとのこと。刺激が多すぎるからだそうです。すご〜〜〜い!
まだお風呂に入っていませんが、その報告は明日にでも。
断食1日目、無事にクリア! 明日はどうかしらん?
はじめまして。わたしもすまし汁断食中です。
現在は、大きな病気もしておらず比較的、健康体でいますが、ここ最近食に対する考え方が大きく変わりまして、体質改善と小食を心がけようと決めました。
毎日すこしづつ、青木さんの日記を読み進めていて、とても勉強と励みになっています。
こどもが女の子二人いまして、まだまだ小さいのですが
わたしもシングルで頑張っています。幸い、両親が同居というカタチで見守ってくれていますが、いつまでも甘えているわけにもいきませんし、幾分病気がちなので、わたしが頑張らねば—-っと。。病気をしない強い体を今のうちからつくりあげておきたいところです。
マイナス栄養学、素晴らしいと思います。
断食は、つらいもの。という偏見からすまし汁断食は、是非たくさんの方に浸透していくといいですね。。まだまだ知らないことだらけですが、難病や病気がちの方でないとみなさん考えとどまれない分野ですが、是非たくさんの方が体験されるといいと感じました。
甲田療法で頑張っていらっしゃる青木さんのストレートな日記には、たくさんの方が勇気付けられてると思います。
長期の食事療法でおつらいと、お察ししますが、がんばってください。こちらで日記を読むことが日課となって甘いものが食べたくなると、淑子さんも頑張ってる。。とこらえれるようになりました(笑)
たまには、脱線しつつ、楽しんでいきましょう!!明るい未来に向かって。。勇気を下さってありがとうございます。