2003-09-05
ベルリンでの温冷浴
前に書き残したことがあります。それは温冷浴のことです。
私は、ベルリンで使おうと思って、甲田医院に入院中に近くの山田健康センターで「西式ヘルスバス」というものを購入しました。(Sサイズ。長さ53センチ、幅44センチ、高さ68センチ。重量4,85キロで、定価23000円)
パンフレットにはこう書かれています:
60年の歴史と実績が保障する西式健康法折畳式浴槽
絹のようなお肌と青年のようなたくましさを望む人に
僅か10分間でできる西式温冷浴のおすすめ
こんな人におすすめします、とあります:
↓
疲労後と健康増進。美しい肌を作りたい方。
頭痛、不眠症、風邪の引き易い人。
肩こり、のぼせ、目まい、貧血、手足のしびれる人。
糖尿体質の人、高血圧、低血圧体質の人。
神経痛、リウマチ、心臓、肝臓、腎臓の弱い人。
・・・3年続けると白髪が黒髪に変わり、仙人のような霊感(第六感)の働く人になるのだそうです!!そして、温冷浴中は潜在意識が活発に働くので、常に「良くなる」「能くなる」「善くなる」と祈念し、且つ願い、自己の社会の生成発展のみを考えること。逆のことを考えると発展を阻害する、と書かれています。
なるほど・・・。
とにかく9月に入ってからでは遅いので、仕事が一段落したその日に、早速使用してみました。(といっても8月29日ですけれども・・・。気持ちは前向き、ということで・・・・)もちろん、甲田医院ではずっと温冷浴をしていましたし、退院してからも熱いシャワーと冷たいシャワーを交互に浴びてはいましたので、難しいことは何もありませんでした。
けれども、やはり食餌療法が脱線していたということ、そしてシャワーだけではなかなか効果上がらないこと、さらに運動を怠っていたことなどから、自分の身体があまり良い状態ではないように感じました。
まず入ってみてびっくり! 水がかなり冷たく感じるのです。
でも、計ってみると25度以上ある!! 普段の浴槽の方は40度程度で、その温度差はたったの15度! それでもかなり厳しく感じました。
本当は、42度と14〜18度、つまり24〜28度もの温度差がなければならないのです。
これには参りました。自分の身体がかなり甘やかされてしまっていると感じたのです。
またゆっくりと頑張っていかなければ、と思いました。
第一日目は軟弱な形で終わりましたが、翌日からはしっかりと温度差を守って入りました。出てからは、身体がほかほかして気持ちが良い! 甲田医院での入浴を思い出したのでした。
甲田先生! 2週間の遅れをしっかりと取り戻しますよ〜〜!
よし、これでなんとか落ち着いてきたな、っと思ったあたりで、甲田先生に電話してみようと思います。このままでいくと、
10月にはできるかも???
今は、ただひたすら禊をする巫女のような気持ちで、脱線しないように進みたいです。
その後 温冷浴の習慣はいかがですか。私は
青木さんのホームページで西式健康法に興味があり
西式ヘルスバスを山田健康センターより購入しましたが。今は寒いので、行政のプールより、始めようと思っていますが。
【温冷浴は最初にシャンプー&洗顔をお湯で済ませるのがコツ!】
甲田療法は、1日2食の少食にするだけでは効果が発揮されない、と考えるので、西式の運動がとっても大切になってくる。
青木淑子様
温冷浴について拝読しましたので、一言コメントさせて下さい。水温の範囲は25度までです。また緯度によりまして、ドイツであれば、水一分、湯は二分でよいのではないかと思います。湯の中では動かず、水の中では、胸を張り、体を動かします。尤も、ビニール水槽は狭いかも知れませんが。また、公衆浴場ではないので、湯から開始してもよいのです。但し、最後は水で終わることです。誤解のないよう、お願いします。
大阪西会顧問 宮橋國臣敬白