2003-07-15

4人が退院、そして一人入院しました

今日は、4人の入院患者さんが退院しました。どの人も、大変な病気や怪我と戦っていらっしゃるのに、とても前向きで明るく、優しかったのが印象的。入院初日、何もわからなかった私に、皆さん本当に親切にしてくださり、今では私も一応一通りのことは覚えたつもりです。でも、ボケっとしている私は、ドジばかりでご迷惑をかけたと思うのです。夕飯の時間を1時間間違えたり、青汁作りを忘れたり。
それでも誰も文句も言わず、あたたかく接してくださいました。
みなさんに感謝の気持でいっぱいです。
K子さんには、ジャージまでいただいてしまいました!

内臓疾患のA子さんは、宿直として甲田医院に残ることになりました。宿直の仕事をしながら、引き続き治療を受けるのだそうです。若く、とっても明るい女性なので、きっと全てうまく進むでしょう。私も彼女が残ってくれるのは嬉しい。
まだまだちゃんと覚えなければならないことがたくさんあるので、心強いです。あと、今日から入院したIさん。彼女は遠い北海道からやって来たおすし屋さんのテキパキとなんでもこなす、美しいおかみさん。ガンなどの疾患の治療で入院とのこと。この甲田療法をする間は、もちろんお寿司は食べられないのです。
「もう、本当にそれがつらくてつらくて・・・。でも、ここに来ればちゃんと全てクリアできるから、早めに来てビジネスホテルに宿泊して、毎日通って運動してたのよ。」すごくやる気のあるIさん! すでに一度入院したことがあるので、経験も豊富、そして説明上手! いろいろ教えていただいています。
さぁ、私の今日の食事のメニューは、玄米の三分粥。今まで一度の食事に五分、つまり200gの玄米粥と半丁、つまり200gのお豆腐をいただいていました。けれども今日は、120gの玄米粥とお豆腐・・・のはずだったのですけれども・・・。先生のご判断で、もう一日五分粥をいただくことになりました。つまり、1日断食が延びたのです。Iさんも明日から3分粥。私と同じメニュー。「ケースバイケースだから、急ぐ必要はないわよ。体力があったり、甲田療法を長く続けている人は、すぐに断食に入って5日も6日もする場合もあるけれど、青木さんはこれからですもの。大丈夫よ!」その言葉ですっかり安心して、またまた気合いが入りました!

退院する前に、三重のK子さんと男性の患者のTさんが私に言いました。「断食が始まってちょっとたつと、2〜3日はかなりひもじい思いをしてしんどい。マーケットに行って、食べ物の前をうろうろしたりする。」・・・・。汗。しばらく外出しないことにしよー。ということで、病室の窓から、メロンパン屋さんがいないことを確認してから(意志が弱い)、コインランドリーへ行ってきました。でも、断食が延びたのだけれど・・・。
でも、明日は食事の量がさらに減るのだから、精神的にどうなるかわからないし、今日のうちに済ませてよかった!

それにしても甲田療法はすごい効き目です! 今日も頭ぶらぶら運動を5回しましたが、やはり補聴器なしでも聞こえます。
しばらくするとまた戻ってしまって聞こえなくなるものの、耳のまわりの雰囲気が違って来ました。何だか軽やかになってきたのです。目標がしっかりとあるので、運動もさくさくっと楽しくできる今日この頃。30分x3回の背腹運動も、今は楽にこなせます。最初はいろんな所が筋肉痛だったのですけれどもね・・・・。Iさんも言ってました。外来患者さんとお話したそうなのですが、現代医学のお医者さまが見離した糖尿病患者さんがいらしていて、劇的に良くなっているということです。「青木さん、甲田療法は本物よ! ホ・ン・モ・ノ!」私も本当にそう思います!

補聴器よ、さよなら! ステロイドよ、グッバイ! って日も近い?