2003-08-08

ありがとうございました!

今日は退院する前日。荷物をつめて、明日宅急便で実家に送ってもらうように準備しています。結局スイマグとかいろいろ買うので、荷物は2つになってしまいました。甲田先生のご本も沢山買いました。買って損のない、何度も読み直したい本ばかりです。
今は五分粥なので、量が多いくらいに感じられて、食べ物に関しては今のところ問題なしです! 後ろ向きな脱線(それをしたことで抑制が効かずにずるずると食べ続けるなど)はしないように、何故少食なのか、ということを常に頭において、自分のため、そして世界の人々のために、こつこつと少食を続けたいと思います。食餌療法が厳しいというのではなく、楽しんでできる自分でいたいです。(と、マインド・コントロールしてみたりして・・・)

甲田医院の裏に、少食健康法友の会があります。(写真)中で働いていらっしゃる方は、みなさんとっても親切で、いろいろ甲田先生や療法に関することを教えてくださったり、アドバイスをくださったりします。友の会に入会すると、会報が送られてきます。その他、取り扱っている食品や本のリストをいただいて、注文することができます。とっても良い品が揃っていますので、ご興味のある方はアクセスしてみてください。ここでも、柿の葉茶や木枕などを購入できます。その他甲田先生の講演テープなど、診察にいらっしゃることができない方でも先生のお話を聞くことができて、遠方の方にも嬉しいグッズが沢山!
少食健康友の会:
電話:0729 97 2922
ファックス:0729 97 2932

先生のお言葉は明日で最後、ですからまだお別れの言葉はありません。相変わらず毎日励ましてくださいます。ただの一度も後ろ向きなことをおっしゃったことがありません。こんなものすごい難病患者に対して、いつもいつも前向きに「必ず治る、大丈夫!」と言い続けてくださる甲田先生・・・・。本当に、なんとお礼を言っていいのかわかりません。早く健康になって、耳が良くなって、先生にご恩返しがしたい。「私はね、青木さんが治ったら、ドイツに講演に行きますよ。そうしたら、その全ての講演について来てくださいね。」もっちろんですー!! お手伝いさせていただきます。早く実現しないかなぁ。とっても楽しみ!! 「それと、ゲーテの原書を買ってきてくれますか?」す、すごい!! 先生はドイツ語でお読みになるのだそうです。若かりし頃、読んだゲーテのあるフレーズ。それをまた読みたいのだそうです。すごいです!! 私など、ベルリンで暮しているのに、ドイツ語の本を読んだのは・・・ベルンハルト・シュリンクの「朗読者」が最後・・・あれは3年前でしたっけ・・・。恥ずかしい・・・。

今日は、甲田先生は四国に講演におでかけになりました。どんな所に行くにしても、必ず朝に入院患者全ての診察をしてくださいます。ですから前日からどこかに出かけるということがないのです。
よっぽどのこと(例えば先生ご自身が怪我をされて動けなくなったとか。そういうこともあったようです。)がない限り、先生ご自身が全てチェックしてくださるのです。本当に素晴らしい先生です!!

甲田先生、本当にありがとうございました! おかげさまで、耳の調子も前よりずっと良いように感じられるし、何より体調がすごくいいです。耳は必ず治る、という気持も前以上にありますし、先生がいつも傍にいてくださるように感じます。ずっと励ましてくださって、でも、もちろん病を治すのは本人だということも自覚しています。
そして愛と慈悲の心も学びました。。
来春までに、私は心身共に磨きをかけて(?)生菜食を実行し、自分の身体をより良いコンディションにして、もともと私が持っていた自然治癒力を呼び覚ます準備をしたいと思います。体質改善、まずはここからです。断食をすればすぐに何でも治る、という安直な気持ではなく、もっと自分と対峙して、どこが悪かったのか、自分の生き方そのものを反省して、なおすところはなおしたい、そう思っています。
本当にありがとうございました!

そして最後になってしまいましたが、私の駄文をいつも読んでくださったみなさまにも、心からお礼を申し上げます。
どうもありがとうございました!
この1ヶ月、最初はどうなるか私もわからず、私自身ハラハラドキドキの毎日を過ごしていました。読み返す時間もなく、更新をためらったこともしばしば。でも、日記なのだから、毎日更新することに意味があると思い、恥ずかしながらそのまま掲載させていただきました。誤字脱字も多かったと思います。申し訳ありません。
ポット出版の担当編集者、日高さんには、とても助けていただきました。ありがとうございました! 私の日本のプロバイダーが突然故障して全く使うことができなくなってパニックになり、それでもなんとか病院から無線カードを使って毎日送信し、当初の目標をクリアできて本当に心底ほっとしています。
そして多くの方が励ましてくださいました。読者のみなさん、私の大切な友人、知人、甲田医院の仲間・・・・
心より、ありがとうございました!!

家族にも心配をかけました。でも、私が元気でいて、しかも電話で話ができたので、家族はもうびっくりして喜んでくれています。今は甲田療法をすっかり信じています。(とはいえ、私以外はまだ飽食気味のような・・・・)

深刻な病気にでもならないと、人はなかなか少食・粗食には耐えられないものです。病気であっても難しいくらいなのですから。でも、それが人間なのですから恥じることはないと思います。少しずつ、自分のできる範囲で始めて、ゆっくりと自分の心身と向かい合えば良いのだと思います。気負わず、楽しく、「食」のありがたさを感じることができれば、いろんな意味で謙虚な気持になって、私達は幸せを感じるでしょう。ほんの少しでも前に進めば、それはポジティブなパワーを得たことになるはずです。

私の断食日記は、今日を持ちましてひとまず毎日の更新は終わります。
1ヶ月お付き合いくださり、本当にありがとうございました!
これからは、ベルリンに戻ってから1ヶ月に1度くらい更新させていただきます。
何かとんでもないことが起こったら、2度くらい?
そして来春再び甲田医院に入院したら、また毎日精力的に日記を書かせていただきます。その時は、宿直のA子さんも私と一緒に本断食(水のみですね)10日間にチャレンジすると言っています。その10日間はですから、「淑子とA子の本断食日記」になりますね!!(笑)

今後ともどうぞよろしくお願いします!

それではまた!
みなさまの健康をお祈りしています。

少食健康友の会 少食健康友の会
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