2003-08-06
5人の新患者さん入院
大阪は暑いです。でも、残り少ない大阪での入院を、できるだけ楽しく過ごしたい、と思います。目標だった断食も、無事に終わりました。なんだか達成感があります。最後はちょっぴりだるかったけれども、ちゃんとできた!! 食餌療法もできるって自信も少しついてきました。そういうことが、とっても嬉しいって感じる今日この頃。事務長の松下さん、宿直のA子さん、もちろん甲田先生や先生の奥様、みなさんとっても優しくて、本当に居心地の良い入院生活です。あとは玄米粥を食べてフィニッシュって思うから、少し心に余裕も生まれているのかもしれません。
でも、右目が赤くなってしまって、ちょぴり心配。早速朝の診察の時に伺いました。「あーそうかぁ。でもそれは大丈夫です。ちょっと疲れたんだね。心配いらない。頭ぶらぶら運動すれば治る。今日は三分粥で、明日からは五分です。大丈夫ですね?」もちろん大丈夫です!!
三分粥を本当に心からありがたくいただきました!
3分の1丁のお豆腐も、すご〜〜く美味しかった!!こうやって少食をしてみると、本当に食のありがたみがわかります。
玄米やお豆腐に感謝する日々。謙虚な気持を学ぶのです。
さあ、今日は5人の新しい患者さんが入院してきました。
2時頃やって来たので、私は4時にいただく玄米を用意するため、8合の玄米を圧力鍋で炊きました。写真のように、まずは1日ほど水に玄米をつけておきます。発芽米にしたければ、数日水につけます。でも、その場合は毎日ちゃんと水をとりかえなければいけません。4時に台所で5人の患者さんにお会いしました。まだお名前もあまりわかりません。というのも、自己紹介の前に、私がいろいろみなさんに教えることがあったからです。
私が初めて甲田医院にやって来た時、私は何も知りませんでした。
でも、今は他の新しい患者さんに教えるようになっているのです。
こういうのは順番なんですねぇ。でも、ひとりの患者さんは、すでに昔、甲田医院に入院されたことがあったようです。
台所のこと、お風呂のことなど教えていたら、あっという間に時間がたってしまって、何だかばたばたと食事をし、お風呂に入り(順番を決めたりして)、気がついたらもう8時。今日は早く眠りたいような・・・。
それに、今まで使っていたお塩も残り少なくなってしまい、塩作りもしました。これは、良質の塩をフライパンで熱して、焼き塩にするのです。風味も味も全然違います。
私はあと3泊の入院です。それまでに、5人の患者さんと仲良くなれるでしょうか??? 1ヶ月という時間枠で、こんなに多くの人と長い時間を過ごしたことがなかったので、目まぐるしい感じもします。でも、好奇心もいっぱいあるから、ワクワクした気持で明日をむかえたいです!