2005-03-22

姪 イン ベルリン 2

日曜日のイッセー尾形さんの一人芝居は、本当に本当に素晴らしかったです!! ドイツ人も、イッセー・ワールドの類稀なるせつなさと笑いをしっかりキャッチし、手放しで感動していました。もちろん大拍手、大喝采、大成功でした! 姪も息子もとっても面白かったと言っていましたし、4時の部も8時の部も、ほぼ満席でした。言葉の壁や、身体表現のリズム、タイミングなど、一体どうするのだろうと思っていましたら、ほぼ同時通訳のように、尾形さんのせりふのすぐ後にドイツ語が入るようになっていました。音楽もライブで絶妙なコラボレーションをしていましたし、本当に見事でした。あまりに素晴らしい尾形さんの芸術に観客は惹き込まれ、ドイツ語の同時通訳などは全く違和感がありませんでした。ドイツの、スター歌手にして女優の(言ってみれば、例えばドイツのキョンキョンみたいな?)メレット・ベッカーが共演し、舞台を盛り上げていました。

月曜日、息子は学校があるし、ブルーノのお姉さんのフランツィスカも別のギムナジウムに通っていて、やっぱり時間がありません。なので、一日私が姪のエスコートかな、と思っていたら、フランツィスカと、彼女の日本語を勉強している女友達が、学校の後にショッピングをNちゃんとしましょうと誘ってくれたので、私と姪は午前中はゆっくりしてクーダムをぶらつき、軽いランチをしてから、2時半に待ち合わせ場所のフランツィスカのギムナジウムに行きました。

そこは、今最もベルリンで優秀なギムナジウムのひとつと言われている、カニーズィウス・コレークという学校で、生徒達はなんと日本語を学ぶことができます。(ちなみに、息子の学校には日本語コースはありません。英語、フランス語、スペイン語とラテン語のみ)その日本語の教師は私の友人でして、Nちゃんは2時半から45分間ある日本語の授業を見学させてもらうことになりました。私はNちゃんを預けてから帰宅したのですが、ピックアップの6時まで、日本語→街をウォッチング→安くて可愛い服の店でショッピングというコースを楽しんだようです。帰宅してからNちゃんの大ファッションショー! しっかりビデオに録画した「岸恵子さんを目指す」叔母さんである私・・・。(いえ、結局岸さんのような優雅さはかもし出せず、断念・・・。恐れ多いことでした・・・。)ついでに、息子のギターも録画。かなり得意げな様子・・・。「お母さん、たった4回でこんなに弾けるなんて、天才かなぁ!」・・・・え・・ノーコメントの母なのでした。

いろいろ刺激的な時間を過ごしているせいか、脳が活発に動いているらしく、そちらに気をとられて普段より姪も息子も少食になっているようです。良い傾向です。

本日のオーガニック・ライフ・イン・ジャーマニィは:

ベルリンの熱いカットサロン事情