2004-10-21
補聴器のこと
先日、補聴器を装着していて、ピーピー鳴るのが困る、と書きましたけれども、その原因を自分なりにつらつら書いてしまいましたが、間違いであることがわかりました!! 今まで、私なりにいろいろ調べて書いてきたのですけれども、専門的な知識はなく、実際ピーピーが消えたかと思ったらまた鳴り出したりで、悲しくなっていたのでした。そうしましたら、やっとちゃんとした「原因」をつかむことができたのです!
私は、日本の「キコエ補聴器」さんという所で補聴器を購入いたしました。とても良心的で、アフターケアもしっかりしていて、信頼できる会社だと感じました。毎回日本に戻ると点検していただき、電池もドイツよりずっとリーズナブルなので、いつも日本で調達しています。今回、電池が残り少なくなっていて、計算間違いしていたことに気づき、慌ててメールで電池の注文をしました。日本の実家に送ってもらい、それを他の荷物と一緒にして母からベルリンに送ってもらおうと思ったのです。
まず、キコエさんにメールをして注文しました。私が個数をあいまいに書いたために、(電池6個入りパックを5つなのか、箱売りしているものを5箱なのか)心配してくださった横浜店の中さんという方が、確認のメールをくださいました。あまりにも丁寧で優しい文面だったので、お返事をした時に、補聴器のピーピーについてメールで失礼かと思ったのですが、伺ったのです。そうしましたら、すぐに回答してくださいました!!
以下、中さんからのメールです:
・・・
さて、補聴器のピーピー音の件でございますが、
電池のせいではないと思います。
オーダーメイドの耳栓をお使い頂いている場合、
お耳の型を採って作成しますので、体型の変化が影響したり、
2〜3年位するとお耳の形が変わってきてしまうと耳栓が合わな
くて、隙間から音漏れ(ハウリング)をしてしまう事があります。
(体が耳栓を異物と認識をして耳の穴が少しずつ広がる事があります。)こちらからのご提案としては、耳栓をコーティングするか
新しいものをお作り頂くかのどちらかになります。
コーティングは横浜のお店にお越し頂ければ
その場ですぐに出来ます。ただ、応急処置になります。
新しくお作り頂く場合は1週間お時間を頂きまして、お作りさせて頂きます。・・・
ということだったのです! 確かに、耳にフィットしないと鳴るということはわかっていました。でも、私の耳の型で作ったものなのだから、フィットしないはずはない、とも思っていたのでした。う〜〜ん、そうだったのですね、耳栓を異物と認識して、耳の穴が少しずつ広がることがあるとは!! 全く思ってもみなかったことですし、誰からも聞いたことがありませんでした。
しかも、それは応急処置でも、簡単にコーティングすることで解消できるということ!! これにもびっくりしました。
キコエ補聴器さんは、私のような難聴で困っている人に「より良いものをより安くより多くの方に」という社長の考えのもとに、お仕事をしていらっしゃるのだそうです。素晴らしいことだと思いました。
中さんに、今回の中さんのご説明をサイトで紹介したいとお願いしましたら、快諾してくださり、さらにこんなメールが送られてきました:
・・・
今回は私のつたない説明で申し訳ございませんでした。
この様に喜んで頂けるとは思いませんで、私も大変嬉しいです。・・・
お会いしたことのない中さんですけれども、メールを通して心が通い合ったような気がしています。断食日記の読者の皆様とも、そういう心の交流を感じます。
中さん、本当にどうもありがとうございました!!
とりあえず、ベルリンにある補聴器のショップでコーティングだけお願いし、来年日本に戻った時に、新しくフィットする耳栓を作っていただきたいと思います。あ、その頃は、もうすっかりよく聞こえる
ようになっていることになっていますが(前向き!)、予備として補聴器を持っているのは良いことですからね(笑・あくまでもポジティブに!)。
今日は、すっかり気持ちの良い日になりました。
これでよく聞こえました♪
これ、凄い補聴器・・・って正確に言うと「補聴支援機」。
私にも聞こえました。
特に凄いのが人の声だけを上手に拾ってくれるので、健聴者との会談や商談の時などに威