2006-03-05
仲直り
布団に入って、嫌なことがある時に、自分を励ますためによく読む漫画(笑)、山岸涼子先生の「アラベスク」第一部の三巻目を出してきて、ぱらぱらと読んでいたら、息子が結局カールの家に泊まらず、戻って来ました。よっぽどマズイと思ったようです・・。
私のふとんのところに来て、耳元で言いました(私はもう、夜でしたし布団に入っていたので、補聴器をとっていたのです)「お母さん、さっきはごめんね・・・気になったから、戻って来たんだよ。許してくれる?本当にごめんね。」
・・・ものすごく攻撃的になった後に、必ず言う言葉・・・ごめんなさい・・・。そうですか・・。う〜〜ん! 最初はちょっと納得いかなくて、ずっと黙っていたのですが、息子が本心で謝っていて、しかもそれを気にして友達の家から戻って来たので、最終的には許しました。
ラーメンを食べなくて良かった!!! 笑
息子が戻って来たのは夜の9時くらい。そして一度私は眠って、今ちょこっと起きてしまったのですが、ベルリンはまだ朝の4時。日曜日だし、もう一度ゆっくり寝ることにします。息子とのことは、本当に毎日が大変の連続ですが、それも思春期だからこそなのでしょう。嵐は必ず去ります。そして、この嵐は、息子にとって必要なことなのでしょう。ごく普通のことなのだと思います。だから、いろんなことがある度に、ちゃんと息子と向かい合って、1日1日を大切に過ごそうと思います。
以前だったら、昨日のような嫌なこと、理不尽なことが起こると、気持ちの持って行き場がなくなって、ストレスになり、脱線をするという悪循環がありました。でも、昨日は本当にとってもとってもラーメンが食べたかったけれども、ぐっとこらえることができました。これは私にとって進歩です。ひとつには、食べた後どうなるか、ということが十分にシミュレーションできるようになってきたということもあります。ストレスがある時、買い物をしたりして発散することがよくありますが、私はもっと身近な、食べること、脱線することでストレス解消することが多かったと思います。といっても、贅沢な食べ物をいただく、というのではなく、甘い物や、身体にあまりよくないとされる物を口にする、ということなんですね。でも、それをすると、必ず、本当に必ず、後が辛いのです。その時は、多少は満たされた気分になるのですが、その後すぐに胃腸の調子が悪くなります。ず〜んと重くなり、疲れが出て、横になってしまうこともしばしば。そんなことをくり返して来ましたので、たとえストレスを感じることがあっても、食べ物で解消するのは意味がない、と徐々に思うようになってきているような気がします。
前ほど、ストレスを溜め込まず、ポジティブに考えるようになってきました。そして、できるだけ笑顔でいられる自分になりたい、と思っています。
少食をしていると生活が改善され、逆に生活を改善できると、うまく少食ができるようになります。
少しずつ、少食のからくりが見えて来ました!
先ずはとにかく、息子と仲直りができて良かったです!