2006-03-18
少しほっとしたのか・・・
少しほっとしたせいでしょうか、お風呂に入ってリラックスしていたら、強烈な睡魔に襲われました! 久々の睡魔です。原稿と息子の家出、そして橋本さんのライブが決まるかどうかの瀬戸際だったためか、いろんなことが頭の中で一緒にぐるぐるまわっていて、どうにも出口のない状態が続いていたように思います。私は原稿でも、やっつけ仕事はできないのですね。とにかく感覚的にさ〜っと書いてしまいますが、それから寝かせておいて、何度も読んでは細かいところを直します。なので、締め切りがものすごく短いと、ちょっとドキドキしてしまうのです。
でも、おかげさまで頑張っただけあって、2本共編集者さんよりお褒めの言葉をいただき、ほっと一安心! それに橋本さんのライブもすんなり決定したし、息子も家出から戻って来たしで(笑)、心身共にぐにゃ〜っとなったのでしょうね。早々にお風呂からあがり、ふとんに入ってしまいました。それが午後の2時くらい。はっと起きたらもう5時半になっていました。びっくり・・・。随分ぐっすり眠ったような気がします。すっきりさっぱり!!
息子は、日本語補習校の後、マルコとブルーノを家に呼び、泊めたいとのこと。いろいろあった後なので、週末だし、許可しました。今は三人で楽しく遊んでいます。「お母さん、本当にごめんね、そしてだ〜〜い好きだよ!! あのね、今日、前に下痢で早退して受けられなかった歴史のテストを口頭でしたんだよ。15分以上先生の質問に答えてね。そうしたら、2をもらったよ!」2というのは、日本の通信簿の4です。ドイツは1が一番良くて6までありますが、6をとったらかなり危ない。5もいくつもあったら危ない。それに、ギムナジウムは卒業試験がありますので、日ごろの成績が大事なのです。卒業試験がイコール大学入学資格試験となりますので、要するに日本の大学受験のようなものなので、毎回のテストの積み重ねが大切なのです。それで、ちょっとは自覚した息子が、ちょっとは頑張ったということのようで・・・。
自慢気に言うので、内心おかしくて笑いそうになりましたが、めいっぱい褒めてあげました。昨日何時間も息子と話し合った時に、「他の家はみんなラテン語やドイツ語、英語、算数とか歴史も親が教えてくれるんだよ。俺の家はお母さんが何も教えてくれないじゃないか!?」と滅茶苦茶なことを言っていましたが、塾に通ってもいいと言っているのに行きたくないので、そんな苦し紛れの暴言を私にぶつけたのですね。それで私は、「覚えていないの? 算数だってラテン語だって、わからないながらも君と一緒にテストの時早起きして勉強したじゃない。夜だってラテン語はともかく、算数は教えたでしょう?算数はお母さん、学生の頃好きだったから、結構得意よ。君がわからないことがあったら、まだ教えてあげられるよ。ドイツ語の質問事項がちょっと日本のとニュアンスが違うのでわかりづらいけれどね。ドイツ語だって英語だって、文法だったら君よりできるはずだから、わからないんだったら聞きにいらっしゃいよ。教えてあげるし。でも、歴史は読んで感じて覚えるしかないんじゃないの? あれは教えるってことじゃないと思うけれど。どんどん教科書を読んで覚えてみなさいよ。」と言ったのでした。私が、ただ「できない」と言わなかったことで、それだけですでに安心したようで、本当に私に勉強を教えてもらいたいわけではなさそうです。実際、私も時間がないので、息子が本当にわからないのだったら、こちらの塾に通わせてもいいと思っていますし。まぁ、御守みたいなものなのかな、と解釈しました。
さぁ、明日は脱線の日! 5人で楽しくおしゃべりしながら、手巻きをいただくことにします。
その後のフィルハーモニーの、サイモン・ラトル指揮、ホルストの「惑星」も楽しみです!