2006-02-17

息子とのことなど・・・

映画祭も佳境に入り、疲れも少しずつたまってきていますが、まだまだ何とか大丈夫そうです。これも、玄米と少食のおかげだと思います。でも、映画祭だけでも大変なのに、他の仕事もあり、さらに息子のことがあるので、私はそれでガクっと疲れてしまうのでした。

特に息子のことが問題です。思春期というのは、本当に残酷な態度になるんですね。ゴミだしも、早寝も、食べるものも素行も勉強も、私が母親として言うことに反発して、何もちゃんとしてくれません。ついにたまりかねた私は、映画祭から戻って買い物を済ませた後、自分でゴミだしをしました。少し困った顔をしている息子・・・。でも、ふてくされてソファに根っころがり、テレビを見ているのでした。「君ね、ラッキーとクッキーの世話ができないようだったら、もう誰かちゃんと優しく世話してくれる人に譲りましょう。その方がペットも幸せというものだわ。」ついにたまりかねてそう言いましたら、ちゃんと掃除する、と言うのです。でも、映画祭から戻って見てみても、まだ掃除していませんでした。

「このまま明日もきれいになっていなかったら、お母さんは君のいない間に、承諾なくラッキーとクッキーを里子に出すからね。覚悟するように。」そう言って、ゲームをしてばかりいる息子に牽制球を投げました。

翌日の今朝、起きて居間に行ってみると、もみがらで散らかってはいたものの、ペット君の小屋の掃除はできていました。・・・やればできるくせに!!

そして映画祭から戻って夕飯を作り、二人で食事をしながらおしゃべりしていた時、「お母さん、今日髪の毛を染めてくれないかな。」と息子。明日は、男の子5人ほどで、友達の女の子、パウラの家に行って、みんなで映画を見るのだそうです。そして寝袋持参でみんなでパウラの部屋で雑魚寝をするとのこと・・・。パウラの部屋というのは、何と私の仕事部屋(6畳以上)と、居間(10畳以上)を足したくらい、あるいはそれ以上の広さなのだそうです。はぁ、凄いですね! 何か、間違ったことにはならないとは思いますが(汗)、やはり年頃の少年ですから、身だしなみくらいには気を使いたい様子。やっと床屋に行って、そして茶髪でフィニッシュと・・・。もう私はすっかり疲れていて、原稿書き以外は何もしたくなかったのですが、(洗濯機はまわしていますけれども)まぁ息子のおしゃれの手助けくらいはしてあげないといけないなぁ、と思い、染めてあげました。茶髪少年の出来上がり!

そんな交流を通して、少しは母子の歩み寄りができるようです。「お母さん、ありがとう!」と言ってハグしてきました。調子のいい息子なのですが・・・よしとしますか!笑