2005-02-03

モチベーションが上がる時

月曜日。ベルリンの残っていた雪も、昨日の雨ですっかり溶けてなくなり、どんよりした空と
景色が残されて、外を歩くにもちょっとブルーな気分。でも、気を取り直して打ち合わせに行って来ました!かよちゃんがサポートしてくれて、大事なお話は終了。あとは結果を待つのみです。その他、いろいろ動いているプロジェクトを、少しずつ進めております。体に負担がかからないように、前よりずっとゆっくりペースですが、全体的にいい感じになっているような気もして・・・。ああ、まだまだわかりませんけれども・・・。火曜日。朝から映画祭の記者会見だの、Sさんと会ってランチしたり、息子のギターレッスンのこと(再び空振りでしたが・・)、夕飯の後にギムナジウムの父母会・・・。ドイツの父母会は夜にあるので、終了がなんと9時半過ぎ!帰宅したのは10時近くで、もうへとへとになりました・・・。こういう時が、私の場合は要注意なんです。疲れると、ついつい甘い物が食べたくなる。血糖値がいきなり上がってしゃきっとするのが良いとばかりに、甘い物が欲しくなります。でも、私の体には、それが良くないようでして・・・。何か食べようかな、という気持ちをぐっとおさえ、ベッドに入って本を読みながら寝てしまいました。なので、水曜日の朝は気持ち良く迎えることができました。なんだか、まだまだ綱渡りの私ですねぇ、は〜〜!

さて、甲田先生より、生菜食Bは3月になってから、というお言葉をいただき、仕切りなおして普段の少食をしっかりとしている私ですが、やはりできれば生菜食Bをすぐにでも再開したかったなぁ、というのが本音です。というのも、初めて自分から生菜食Bを積極的に実践したいと思ったからなのです。以前の私は、恥ずかしながら、どこかに「え〜!あの、一番厳しい生菜食B!?とてもできない!できっこない!1日たったの一食で、しかもお豆腐と生の玄米粒を食べるだけ。私にはできない!」という気持ちがありました。実際トライしてみますと、意外に腹持ちはいいものの、心がそれだけでは満たされず、悶々としてしまうこともありました。私の知人には、生菜食Bをやりなさいと甲田先生に言われるのがいやで、ちょっと診察から遠のいてしまっている、という人も何人かいます。それほど厳しいメソッドなので、私も心の中では、「できればもっとゆるい療法がいいな、例えば玄米を炊いていただくだけでもありがたいのだけれど・・。」などと思ったりしていました。そういう後ろ向きな気持ちが、きっと「嘔吐」という形で現れてしまったのではないなか、と今は思っています。いえ、その時は十分自分では前向きに取り組んでいたのですけれども・・でも、無意識のうちに、どこかに「厳しいな、いやだな」という心があったのは事実だと思うのです。

確かに、生菜食Bを続けていた頃は、どんどん排便が良くなり、肌はすぐさまきれいになって、本当に素晴らしいと感じました。一生治らないと言われている病を、甲田先生が治ると力強くおっしゃってくださったのですから、ますますやる意味もありますし、希望がわいてきます。けれども同時に、食事があまりに味気なく、このまま毎日何年も過ごすのか、と思うと気が滅入ってしまうことも多々ありました。それでも前向きに元気な気持ちでいれば、きっとうまくいく、と自分に言い聞かせ、続けていました。でも、嘔吐以後はいろいろなことがあって、食事もうまく進めることができず、かといって飽食や過食に走れるほどの開き直りもできず・・・。これでいいのかな、と中途半端な気持ちを抱えたまま、今日まで過ごしてきたのでした。

私の場合、モチベーションが上がる時が、最も事をスムーズに進めることができます。スポーツ選手のように、「さ〜やるぞ〜〜!!」という気持ちとでもいいましょうか。今までは、スポーツなんて考えてもみませんでしたけれども、そんな気分があるんですね。だから、その気持ちのままで生菜食Bに入りたかったな、と思ったのです。自分を奮い立たせ、やるぞ〜〜っという気持ちのまま一気に突っ走ってしまいたかったのです。

まぁでも、確かに冬は難しいですね。とても寒いし、空はどんよりしていて気が滅入ることもあるし。ちゃんと先生はお見通し、ということですね。ひれ伏す私です・・・。

3月に照準を合わせ、私のモチベーションがしっかりと高まるように精進いたします!

本日のオーガニック・イン・ジャーマニィは:
コエンザイムQ10