2005-11-17

そしてどうなったかといいますと・・・

食欲のない水曜日・・・。一体息子はどうなるのか、母親として心配をしておりましたが、大丈夫に違いない、というイメージもありました。でも、この時期パリで若者の暴動があり、ベルリンやブリュッセルにも飛び火しているという報道もあったし、新聞でも読んでいましたので、学校側がぴりぴりするのも無理はないという気持ちもありました。よりにもよってこんな時に、アホな子供たちがアホな遊びをしたというわけです・・・嗚呼!

で、息子が戻って来ました。いつもは玄米が嫌だの何だの言うので、今日は特別に白米を3合だけ買ってきて、ドライカレーを作って待っていました。食事をしながら話を聞こうと思ったのです。すると玄関ですぐに、「お母さん、ありがとう!! きっとお母さんがメールを書いてくれたからだと思うんだけれども、許してくれたよ! ただし、俺とレオンだけだけれども・・・。」レオンというのは、一緒に後から息子とおちゃらけた子供です。彼の母親は、担任の先生に電話をしたそうです。「お母さんがしっかりとメールで謝ってくれたし、俺が反省していることも書いてくれたので、警察にも言わないし、修学旅行にも行っていいって!!」あ〜〜〜!! 良かったです〜〜!! もう、本当に・・・・。疲れました。仕事でも疲れているというのに・・・。まぁでも、良かったよかった!

「それで、マーロンとオリバーはどうなるの?」「う〜〜ん・・・。やっぱりオリバーは退学かな・・・。マーロンは今日、お母さんが学校に来て、学校の会議にかけられていたけれど・・・どうなったか最後はわからない。先生だけになったし・・。」

・・・などと話していたら、マーロンが突然やって来ました! 息子に悩み事の相談なのだそうです。丁度、ペットのケイビー君たちの籾殻を買わなければならなかったので、息子は少し外に行って来ると言って、出かけました。・・・母親としては、ちょっと心配ですけれども、まぁ見守るしかありません。「籾殻買ったら戻って来なさいね。」と言いました。

難しいものですね、思春期・・・。
それに比べたら、少食なんて、そんなに難しいことじゃないような気すらしています。今日もうまく少食をしています。といっても、お菓子の買い置きをしていないからなんですけれどもね・・・・(意志弱すぎ〜〜!!)。
さきほども、マーケットに行って、お菓子のコーナーを無視してきました。(でも、本当に以前よりはずっとお菓子を食べたいとは思わなくなりましたが・・・。いつまで続くでしょうか?)

このエントリへの反応

  1. お母様として、またまた大変な心配をされたのですね。でも、最も適切なことを敏速になさったと思いますし、息子さんとの絆をしっかりと感じます。息子さんは、心のきれいな方だと感じながらブログをいつも読ませていただいていますが、誰しも、すっと魔がさしてしまうということはあるものですね。でも、お許しが出て、本当に良かった!オリバー君は、退学が決定とありましたが、そういうことが心の傷になってしまったら、そのあと、彼の人生はどうなっていくのかしら、とつい考えてしまいます。テイーンにもなると、自分の行動に段々と社会的にも責任をもっていくことが学ぶことがもちろん必要なわけではありますけれど・・・。でも、学校側が、今回の様なジェスチャーに対して相当な反応をしたということを、興味深く思いました。私もドイツ在住ですが、独日のカップルの知人でも、びっくりするような反ユダヤ発言をされる方がいて、最近、ひょっとして多くの人がそうなのかしら、と思ってしまいそうになることが増えて、パラノイアになりかけていた矢先でした。来年のワールドカップのチケットをインターネットで主人が申請したところ、運良く主人と息子はいけることになったのですが、それを妬んでか、お友達のボーイフレンド(ドイツ人)が、「ユダヤの名前のせいだよな。」と言い、また、ガールフレンド(日本人)のお友達も、それを聞いても普通にしておられたので私はとても驚きました。(主人は生粋のユダヤ人ですが、名前はユダヤとは関係が無い名前です。あったとしても、このコメントには驚いたと思いますが。)また、ことある度に、「ユダヤ人って、嫌われてるけど、それなりの理由がありますよね、なんかがめついし。」と言う方もいて、でも、その方はユダヤ人のお友達は一人もいない方で、イメージだけで話されているようなのです。仲良くしていたと思った方からそういう発言を聞く機会が最近多かったものですから、少々猜疑心にとらわれるようになるところでした。でも、こういう発言をするドイツ人や日本人の方は、今ナチがいたら、さっさとなびいてしまうのでしょうか。そして、例えば、半分ユダヤである私の息子が収容所送りになったりするのは当然だと思うのでしょうか。我が家に来られるたびに息子を可愛がって下さっていた(と思っていた)方からこのような発言を聞くと、何とも言えない気持ちになります・・・。何だか、こちらのことを長々と書いてしまいました。ごめんなさい。ともあれ、ブログを拝見しながら、色々と考えさせられました。生きていると色んなことがありますね!びっくりしたり、心臓がどっきんどっきんすることがあると、参ってしまいそうになることもありますけれど、生かされている証だ〜、と喜びをもって歩んでいきたいですね。青木様も、息子さんと、ベルリンで心豊かに過ごしていかれてくださいね。なんだかまとまらなくてすみません。おやすみなさい。