2004-04-27
退院しました
長いようで短かった入院の3週間。断食を中心にして、いろんなことがありました。何ひとつ不要なことなどなく、たくさん勉強させていただきました。甲田先生はじめ、多くの甲田療法に関わる方々に、お礼を申し上げます。そして読者の皆様にも、読んでくださり、時に励ましてくださり、感謝しています!!心より、「どうもありがとうございました!」
まだまだ続く、甲田メソッド。今度は甲田カーブを目指して、出来る限り進みます。脱線もあり、トラブルもあり、いろいろあると思います。でも、常に私らしく、前向きに、マイペースでトライします。
朝8時。その前の運動は、今日はもうできませんでした。片付けなどがあったからです。8時には事務局長の松下さんも病院にいらっしゃいます。ご挨拶をして入院費をお支払いしました。甲田医院は、健康保険があってもなくても、さほど差がなく、安いです。(ですから、健康保険がなくても診察していただくのがいいと思います!)
甲田先生に、今回最後の診察をしていただきました。「先生、本当にいろいろとありがとうございました!先生のおかげで、体調は良くなり、耳の聞こえもおかげさまで良くなっているように思います。何とお礼を申し上げて良いかわかりません。ありがとうございます!」と、先生への尊敬と感謝をこめて言いました。「良かったですな。今回は前以上に大成功です。また来年入院し、そしてフィニッシュで治り、再来年の5月はドイツに行って診察しますよ。ドイツ人と日本人の希望者を100人集めてください。そうしたら、私はどんどん診察しますよ!講演も青木さん、手伝ってください!!」わお!! 今日は、50人から一気に100人に増えていて、ものすごい先生のパワーを感じました。やる気マンマン!! 私も見習って、頑張ろうと思いました。「青木さんの場合は、とにかく生菜食Bです。それをずっと続けてください。そして、背腹運動をしっかりと、いいですか、し~っかりとしてくださいよ!! そうすれば、かなり良くなりますわ。」処方の用紙に、赤鉛筆で背腹運動の所にアンダーラインを入れてくださいました。「大丈夫です。来年治ります! しっかり生菜食Bに励んでくださいよ!」先生に治ると言っていただき、心より感謝の気持ちでいっぱいになりました。本当にありがたいことです!! 去年は、4-5年かかるとおっしゃっていました。でも、今回のすまし汁断食の成功で、来年の入院ですっかり治るというご判断です。ただし、私がそれまでの1年以上、できるだけ生菜食Bを続け、甲田カーブを体験し、体力をつけなければなりません。それができなければ、入院しても水断食を行うことができないからです。
完治まで、ぐっと時間が短くなりました。来年8月に入院したら、先生は治るとおっしゃる。だったら、頑張るだけです!! 元宿直のA子さんは、再会の後メールを送ってきてくれました。「・・・なにはともあれ青木さん、しばらくは脱線は注意ですよ~!ここ1年間で甲田医院で10日間も断食してる人なんて、いませんよ~!貴重な体験ですから、この後の便や体調の様子がどう違ってきたか。。いろいろ勉強できるいいチャンスです!私も頑張ります!」と、励ましてくれました。ありがとう! A子さん!そして、亀井さんからも、メールが届いていました。「ちゃんと生菜食を続けていたら、すぐに5年くらい若返りますよ。頑張ってください。」そうですか!! 5年も若返る!! やらないと!!目標10歳くらいの若返りです!! 亀井さん、ありがとう!!他のいろんな方からも、本当に心のこもった励ましメールをいただきました。本当にとても感謝しています。
みなさん、どうもありがとうございます!!
朝10時ちょっと前に出発しようと思い、新幹線の中でランチをするべく、お豆腐の代わりに豆乳を買っておき、そして冷蔵庫に残っている玄米を200g持って行こうとしましたら、他の患者さん、Y野さんとFさんが、「せめて青木さんに美味しい玄米のランチを食べさせてあげたいから、明日の代わりにもう今玄米を炊くね。それを持って行って頂戴ね。」と言ってくださり、朝8時半から炊いてくださいました。ぎりぎりで、美味しいほかほかアツアツの玄米が出来上がり、お弁当としていただきました。Y野さんも明日は玄米をおにぎりにしてお帰りになるのに、私のために今日炊いてくださって・・・。感激です! 申し訳ないやら、ありがたいやら・・・。心からお礼を言いました。
みなさんの心を、とっても嬉しく思います。大切な私の思い出として、宝物のひとつとして心の引き出しにしまいました。Y野さんやFさんの他、Mさんも、M子さんもとっても素敵な方でした。心をひとつにして、みんなで頑張ったことを、私は決して忘れません。
本当にどうもありがとうございました!!
さぁ、それでは出発! という時に、今仕事を一緒にしてプロジェクトを進めている、小宮さんがいらっしゃいました! え~~びっくり!!新大阪まで送ってくださるとのこと、またまた大感激!! なんだか私、皆さんにここまでしていただき、申し訳ないです・・・・。でも、とにかくありがたくお受けすることにして、ご恩返しは私が元気になって健康体になることだと思い、決意も新たに前向きに生きようと思いました!!
私はかなりの方向音痴でして、入院の日に2度も大阪に着いてから電車を乗り間違え、1時に甲田医院到着の予定が、大幅に遅れて2時になってしまい、小宮さんはじめ、亀井さんや鹿毛さん達をお待たせしてしまいました。そんなことがあったからか、小宮さんが心配してくださったのだと思います。12時10分の新幹線に乗るために、私は自分の(低)能力を逆算し、10時ちょっと前に病院を出発したら完璧だ! と思っていたのですが、小宮さんのサポートにより、11時前に新大阪駅に到着し、1本早い新幹線に変更することができました。私がその分、駅の近くでお茶でも、とお誘いしたのですけれども、「早くお帰りになって、少しでもお体を休めて、明日からのお仕事に備えた方がいいですよ。どうか便を早めてくださいね。」と優しくおっしゃいました。じ~~んとしてしまいました!!
小宮さん、本当にどうもありがとうございました!!
甲田医院の、甲田先生を通じて、さまざまな方と出会っています。このサイトの読者の皆さんも含め、とても素晴らしい、温かい気を感じます。病気を通して、こんなにも豊かな心をいただくことができて、私はとても幸せを感じます。病気になったからこそ広がった、豊かで深い心。大切にしたいと思います。
また、来年も、甲田医院に入院させていただき、断食にチャレンジしたいと思います!! そして目指せ完治! 世界平和! 小食で世界が変わる!そうした真理に、少しでも近づくことができたらなぁ、と思っています。
退院しましたけれども、これからも日記を続けていきます。ペースは毎日というわけにはいきませんし、断食はベルリンではあまりしないと思います。でも、この断食日記は引き続き、いろいろ脱線しながらでも書かせていただきますので、どうぞ皆様、今後もよろしくお願いします!!
編集部の日高さん、毎日の更新、ご苦労様でした!! ありがとうございました!!
無事に実家に戻って来まして、一息ついています。明日からまた、ハードな日々が始まります。でも、明るくポジティブに進められそうです。楽しい気分で、笑顔で、どんなことでもまっすぐに、頑張ろうと思っています。ただし、凡人ですので、脱線はすると思います・・・。でも!! 私は私らしく、とにかく前向きにトライしてみます。
断食入院を、終了いたしました!! (でも、日記は続きます!)