2006-12-11

父の言葉

父は、70代後半ですでに仕事はリタイアしていますが、ほんの数年前までは小さな会社を経営していました。ハーブとは全く異なる業種でしたので、あまり参考にはならないのかな、と思っていましたが、サルス社の社長、つまりアンゲリカのお父様は、ぜひ私の父に参画して欲しいと言っていました。

「会社を経営したことのある人がいるのといないのとでは、全く違います。」とのこと。「会社が小さいとか大きいは関係がありません。あなたのお父さんは、倒産させずに30年以上も会社を運営し、社員のケアもしてきた。それはとても素晴らしいことなのです。その中から、業種は違っても、学ぶことは沢山あるはずです。」

父はもうあまり活発に動くことはできませんが、それでもいろいろなことを教えてくれます。それにより、父自身が少し若返ったようにも見えて、私も嬉しいですし、まだまだ元気でいて欲しいと思います。

ベルリンに戻る前に、父は私に言いました。

「淑子が少食療法をしているのは素晴らしいことだけれども、どうか無理だけはしないで欲しい。食べたい物があったら、その時は我慢しないでいただくことも、時にはいいのかもしれないしね。でも、食べすぎや脂っこいものは避けて、できるだけ体に優しいとされるものを摂取するようにしなさい。それから、会社のことだけれども、情熱さえ持って前向きに頑張っていれば、必ずいつかはうまくいくと信じているから。最初はいろいろあっても、サルス社のハーブが本当に良いものだと思って始めたことなのだから、少しずつわかっていただけると思うよ。あとは、もしもちゃんと運営できるようになったら、必ず社会に還元するということだね。社会にお礼をするという意味でも、とても大事なことだと思う。そこまでできて、初めて会社が成功したといえると考えるから、どうか目標に向ってポジティブに取り組んで欲しい。」

私も、父と同じ意見です。何らかの形で社会にお返しができたら、と思います。まだまだ何もできていない私だけれど、夢は大きく持っていたいです。

18日に、サルス社との会議があります。大きな会議になりそうです。輸出部の部長も同席しますし、話し合うことは山のようにあります。でも、情熱を持っていれば、きっとうまくいくと信じて取り組みたいと思います。

その前に、ライプツィヒに行く予定があります。15日なのですが、これは別件の仕事です。ある素晴らしい若いデザイナーに会って仕事の打ち合わせをするのですが、いろんな仕事が無関係なのではなく、つながっているような気がしています。ハンブルクで会ったデザイナーも同様に・・・。

2007年は、何かが動くような気がしています。ここまで何事にもできるだけ誠実に取り組んできたのですから、新しい何かが生まれるかもしれません・・・。ちょっとワクワクします!

でも、先ずは健康第一! ベルリンでの玄米は美味しくて、昨日は青汁も作りました。土曜日に、あまりに遅く息子とマーケットに行ったので、新鮮な野菜がほとんどなくて、5種類の根菜類というのは難しかったのですが、それでも美味しく作ることができました。息子も、文句も言わずに飲んでいました。今思ったのですが、もしも野菜が少ない時は、作った青汁の中に、粉末の青汁も加えたらいいのかも・・・・。今度やってみます♪

18日のサルス社での会合までは、何かと外出も多いので、完全な生菜食Bは再開できないかもしれませんが、すでに玄米を塩水に漬けていますし、徐々にシフトできると思っています。20日くらいからは、しっかりと生菜食Bを始められるように、少しずつ準備していきたいです。

何となく、楽しみながら生菜食Bができるような気がしています!