2007-01-16

息子のこだわり

昨日のチョコ騒動(?)も同じ部類だと思いますが、息子は影響されやすいところもあります。

まだ15歳ですから、それは普通のことだとは思いますけれども、ドイツで育っているし、まさか日本の人気俳優に感化されるとは思ってもみませんでした・汗。

そういえば、ドイツのテレビ番組というのは、あまり面白いものがなく、息子は最近全くテレビを見ません。ドイツの学校に通うのは楽しいようなのですが、文化にはさほど興味がないようです。前にハマっていたのも、アメリカのヒップホップでしたしね・・・。ドイツの音楽、映画、テレビ、本・・・・ほとんど興味を示しません。今がそういう時期なのかもしれませんけれども、では今何に凝っているかというと、日本のテレビ番組や漫画、ゲーム、本などです。

以前は、ドイツの大学に行きたいと言っていたのに、今では日本の大学が良いと言います。それで、ちゃっかり帰国子女枠で入ってしまおうなどと考えていたようなのですが・・・。ここにきて、また違う考えが浮かんだようです。

「お母さん、俺、これから日本の高校に転校したら、みんなと一緒に日本の大学に行かれるかな。」

「え? それどういうこと? これから日本に戻るってこと? 戻るのはかまわないけれども・・・私も仕事上、その方が都合がいいけれど、一体どうして?」

「ギムナジウムってさ、13年まであるでしょう? たとえ落第しなくても、日本より1年多いんだよね。日本って、小学校から高校まで合わせると、合計12年でしょ。」

「うん、そうね。」

「となると、1年遅れるんだよ、もしも日本の大学に入ったとしても。さらにね、ドイツでは学校は9月スタートでしょ。で、俺は日本より半年遅れて小学校に入学したでしょ。となると、結局2年遅れてしまうってことなんだよ。」

「あぁ、そうだけれども・・・・。別に2年くらいどうってことないじゃない? お母さんなんて、3つ目の大学に試験受けて入った時、28歳だったもの。」

「お母さんの例は普通じゃないもの!」・・・そ、そうですね・・・汗。

「でも、お母さんのまわりには、2浪して大学に入った人は沢山いるわよ。全く問題ないし、長い人生の中の2年なんて、何てことないわよ。日本に戻ったら、厳しい受験戦争が待っているのよ。お母さんとしては、その受験戦争が苦手だから、こうして君とドイツで暮らしているってこともあるんだし・・・。もちろん、それが全てではないけれどもね。それに今仮に戻ったとしたら、もちろん帰国子女枠での大学入試は消えるから、ラテン語はしなくて済むけれども、古文と漢文を勉強しないとならないでしょう?それはかなり厳しいのではないかなぁ? よっぽど真剣に受験勉強しないと、ストレートで合格っていうのは難しいように思うけれども・・・。」

「俺、日本の友達と一緒に大学に行かれないのはいやなんだよ。2年も遅れるなんて、そんなのいやだ!」

・・・・・この発言はとても意外でした。勉強に関してのんびりとした環境にいる息子なのに、それに落第騒ぎまで起こした息子なのに、変なところにこだわりがあるものです。息子がガリ勉なのだったら理解できます。でも、ちっとも勉強に興味がなくて、怠けているというのに、日本の受験勉強をしっかりとしている友達と、一緒に大学に行きたいと・・・。

息子の日本での友達は、ほとんど中学受験をしています。つまり、大学付属の学校に通っているのですね。なので、おそらくみんなストレートで大学に入ることになるでしょう。でも、今から息子が日本に戻って勉強をして・・・果たして間に合うものなのでしょうか・・・?私は、そんな無理をさせたくないし、もっとおおらかに生きて欲しい。受験や大学だけが全てではないし、もしも将来したい仕事が見つかって目標ができたら、進学が不要であればそれはそれでいいのですし・・。目指す方向が決まって、それに学業が必要なのであれば、自ずと大学に本気で行きたいと思うでしょうし。

でも、怠けるためにここにいるのも良くないですし、どうするのが良いか・・・・息子とちゃんと向かい合って話さなければならないでしょう。

15歳くらいの子どもって、いろんなことを考えるものです。まぁ、また考えがコロっと変わるかもしれないので、先ずはあまりシリアスに受け止めないことにしました。本当に帰国して日本の高校に入りたいのだったら、もっと真剣になるでしょう。そうしたら戻ろうと思います。

・・・

今は火曜日の午後2時ちょっと前です。さきほど生玄米粒とお豆腐をいただきました。とても美味しかったです!
今日は息子と外で待ち合わせをしています。メガネのお店に行くのです。その後はぺトラと会います。明日はS枝さんと会います。昨日はAさん・・・なんだか毎日せわしないですが、家でのメール仕事もして、外でのもろもろもして、でも以前のようにすぐに疲れたりめまいが起こったりしないのは、やはり生菜食Bを実践しているからなのだと思います。それに冷えは全くなくなりましたし。本当に甲田療法は素晴らしいです!

できる限り続けたいです!

このエントリへの反応

  1. 生菜食、冷え性が直るなんてすごいですね!!
    女の人は冷え性の方が多いですが、ほんと冬はつらいですもの。。

    息子さんも、いろいろ考えたりしているようですね。
    気がかわりやすいのは、私もそうなので、(^^;)息子さんの気持ちもわからないでもないのですが、、

    勉強って、社会にでてからの方が、身にしみて大切さがわかったり、勉強をさらに深めたいと強く思うこともあるでしょうね。

  2. ひとみんさま!

    いつもあたたかいコメントをありがとうございます!

    そうなんです、頑固な冷え性で悩んでいた私ですが、本当にすっかり治りました。ステロイドを飲んでいない時に治ったので、やはり生菜食のおかげです。甲田先生もそうおしゃっていましたし。生菜食の威力ってすごいですよ!

    息子のことは・・・本当にお恥かしい~~・笑。でも、いつかきっと、本当にやりたいことが見つかるでしょう。それまでは見守りたいと思います。

    >勉強って、社会にでてからの方が、身にしみて大切さがわかったり、勉強をさらに深めたいと強く思うこともあるでしょうね。

    ↑本当にそうですね! 私など、息子のことを言えないくらいの怠け者でしたが、今は「あの時もっと勉強しておけばよかったなぁ。」などと反省することばかり。それを息子に伝えてみるのですが、なかなか理解してもらえません。
    大人になったらわかるのかもしれないですね。

    ではでは!

    また! お元気でいらしてくださいね!♪