2007-08-14

息子と話しました

月曜日。

朝のうちは快晴でしたが、午後になって天候が崩れ、雨が降りだしました。

なかなかカラっとした夏にはならないベルリンですが、体に負担が少なく、気持ちの良い温度です。

終らない経費の計算を、頭を抱えながら続けて(本当にこういうの、苦手です・・・汗)、どうしても数字が合わずにぐったり・・。
なので、休憩をいたしました!

でも、平行して別の仕事もあったので、頭の中はちょっと混乱気味。

・・・

・・・ダニーとジミーが、無事に帰宅したようです。
息子は、これから残った2週間弱を、おじいちゃん、おばあちゃんとゆったりまったり過ごすのだそうです。

ということで、日本時間で夜中に息子と電話で話をしました。

「君さ、お母さんと離れて1ヶ月経ったの、知っている? だからといって、もう16歳だし全然寂しくないのよねぇ?」と言ってみました・笑。

「え~、そんなことないよ。寂しいよ~~!」と、”ち~~っとも寂しそうじゃない声” ではじけた返事。

「いやぁね。今、何かしたいことがあるんじゃないの?」

「え、今俺がしたいことは、お母さんと電話で話すことだよ。」

・・・汗

本当に口がうまいというか、冗談がきついというか・・・。

「あっそう。 ところで、ダニーとジミーとは楽しい毎日だったのかな? 何していたの?」

「今、そっちに俺達のプリクラを写真で送るから見てね! いろんなのを撮ったんだよ。」

・・・何といいますか、そういうところはまだ子供っぽいですね。

「ついでに、今流行りの格好をしているから、俺の写真も撮って送るね。」

ほうほう・・・一体どんなファッションなのでしょうか・・・?

・・・送られてきました。

え~~!!!! ネクタイしています・・・リーマン系?

「な、なに? 日本では今、ネクタイするのが流行っているの?」びっくりです。

「うん、そうだよ。俺は2本買ったんだ。カジュアルにするのがコツなんだよ。」と自慢気。

本当なんでしょうかね????

よくわからないですが・・・。

でも、別の日の写真を見ると、全く違う若者系のスタイルでした。

「あら、こっちのはなかなかいい感じじゃないの?」

「はおっている黒の半そでパーカーは、500円で買ったんだよ。安いでしょ。」

・・・日本はすごいです! こちらはユーロ高なので、H&Mで買ったってそうはいきません。

「500円・・・夢のようだね。似合っているよ・笑

ところで、この写真で見ると、何となく太ったのかしらん? 八丈島で日焼けしてきて、少しはひきしまった感じになるのかな、と思ったんだけれども、食べ過ぎているんじゃないの?」

「うん、実はそう。毎日、ベルリンにいる時よりずっと食べているかも。

でもね、それでも食事制限はちゃんとしているよ。だから、太ったといっても、そんなにすごく体重が増えた訳じゃないんだよ。

だけど、俺もやっぱり太るのは体が重くなっちゃって嫌だし、今持っている服も合わなくなるから、太りたくないんだ。
だから、友達もみんな帰ったことだし、少しずつ前みたいに少食にしていこうって思っているんだ。本当だよ。」

・・・

ベルリンにいて、ずっと息子と話し続けるということは稀ですので、こういう機会というのは大切な気がします。

ばかばかしいことを話したり、友達のこと、最近読んだ本や漫画、見たDVDのことなど、いろんな話を楽しそうにしてくれました。
私も、息子が持っている本や漫画、DVDを見た感想などを話したのですが、共通の話題なので嬉しそうでした。

「ところでさ、ステロイドの量は減ったの? 俺がいないとやっぱりかなり楽? 体調はいい?」

「う~ん、薬は随分減ったよ。この調子で年内ゼロを目指しているんだけれども、ストレスになると厳しいよね。
君がいないから、台所で食事作らないし、生菜食Bだけで過ごしているので、楽といえば楽かな。」

「すげ~! ”生菜食B” ってさ、かっこいい響きだよね。
何か俺、すごくかっこいいって思うよ。」と妙なコメント。

生菜食B・・・・か、かっこいいですか???

ナマサイショクビー

どこかのレンジャー系のヒーロー??? ^^;

「そうか、お母さんはステロイドの量が減ったんだね。
でもさ、俺が戻ったら、また増えちゃうね~~。増やしてあげるね!」

あの、もちろん冗談なのですが・・・寒い冗談ですね・・・。

「うそうそうそ~~! 冗談だよ~~。でも良かったね、お母さん。この調子でどんどん減るといいね。
ってことは、顔のふくらみも随分なくなったんじゃないの?」

「そうなの。でも、サルスのカタログには、ちょっと膨らんだままの顔写真が載ってしまうんだけれどもね・・・。」

「え! お母さんの写真が、サルスのカタログに載るの?」

「アンゲリカと一緒だけれどもね。ビリー(アンゲリカの旦那さん)が撮ってくれたの。どうかな~。」

・・・

たわいのない会話が心地よく、なんと1時間半もおしゃべりをしました。

楽しかったです!

息子からエネルギーをもらって、明日も元気に楽しく「かっこいい生菜食B」ができそうです!笑

ナマサイショクビー・レンジャー! です・汗

このエントリへの反応

  1. っはっはっは!
    生菜食Z!!とか?どういうメニューなんだろう、
    かなり過酷そう 笑
    Bは、青レンジャーっぽいね、なんて 笑。
    ともあれ、彼が一人旅でのびのびできるのも
    やはり、お母さんの愛情にいっぱい包まれて
    いるからこそ、なんだろなー、というのが
    行間から伝わってきます。

  2. 変なコメントで申し訳ないのですが、
    前から気になっていたのですが、
    生菜食Bというからには、Aがあるのですか?
    それともBは何かの略なのでしょうか。
    すみません素朴な疑問で。
    でも、ずっと気になっていたので
    ナマサイショクビーを機会に思い切って聞いてみました。。

    PS息子さん、大きくなったらモテますね、ぜったい。
    「今俺がしたいことは、お母さんと電話で話すことだよ」って・・・

  3. Pさま!

    楽しいコメントをありがとうございます!

    生菜食Z!! 笑 そ、それはすごそうですよね。あったら究極のメニューでしょうね。

    聞くところによると、生菜食Bというのが、この療法において最も厳しいとされるメニューだとか・・。わからないですけれども、そう聞いたことがあります。

    生BはブルーのB・・・それはナイスな発想ですね!

    息子には、ハメ外しすぎて戻って来られなくなってしまわないように、手綱だけはしっかりと握っていたいと思っています・笑

    ではでは!

    Pさんのブログも楽しく拝見していますよ~! 
    またブログに遊びに来てくださいね!

    お元気で!!
    暑い夏だそうですが、健康に気をつけて楽しくお過ごしくださいね!

  4. sayokoさま

    コメントをありがとうございます!

    >生菜食Bというからには、Aがあるのですか?

    はい、私が入院していた時には、確かに生菜食Aというのもありました。でも、メニューの内容を忘れてしまいました。昨晩、持ってきている甲田先生の著書をチェックしてみたのですが、ここにある本には、生Bのことは書いてあったのですが、生Aの症例がなくてわかりませんでした。

    でも、確か生Aの方がBより若干ゆるやかなメニューだったような気が・・・。

    ・・・

    息子のことですが、本当に冗談が好きなものですから・・・汗。
    家での会話も、サムいジョークが多すぎて、ついつい無表情で固まってしまう私です。
    本人は、吉本に入るのも夢じゃないと思っているみたいですが・・・大汗。

    でも口がうまい部類だとしたら、ジゴロになっちゃうかもしれないので危険ですよね!
    口ばっかりの軽い男にならないようにしないとですね!あは

    それではまた!

    お身体には気をつけてお過ごしくださいね♪♪♪
    残りの夏を、どうぞ楽しんでくださいませ☆

  5. 「生菜食A」のことが書いてあるブログを見つけました。Aは、一日に青汁一杯だけみたいなんですけど、本当でしょうか。「20年前、生菜食A(・・・)を始め、その頃から一時47キロに減っていた体重が青汁一杯の食事にも関わらず現在は20キロ増えて67キロ(・・・)」ですって!

    http://www.shichida.jp/makotoblog/archives/2007/05/post_116.html

    私はゆる〜い玄米菜食者ですが、それでも友人たちに気をつかわせて、申し訳ないという気持ちになります。食事の席は遠慮したほうがお互いのためかな、と思うほどです。でも友だちには会いたいのです。また、「健康のために牛乳を飲むように心がけている」と言う人がいると、「牛乳はやめたほうがいいよ」などと言ってしまいます。もしかしたら煙たがられているかもしれません。複雑です。

    体の声を聞きながら、無理せず、自然に、でもしっかりと、カッコいいナマサイショクビーを実践している青木さん、スゴいです。尊敬します!

  6. のぐちさま

    コメントをありがとうございます。

    森さんは、甲田療法ではとても有名な女性ですね。甲田医院のすぐ近くで鍼灸のお仕事をしていらっしゃいます。とてもためになるメールマガジンも、定期的に配信していらっしゃいます。

    森さんは、生菜食Aの時は青汁だけではなかったと記憶しています。玄米食だったのではないでしょうか?
    その後、青汁だけになさって、今は1日に青汁一杯のみを摂取してお元気でいらっしゃるんですよね。なかなかまねできることではありません。ご立派です。

    ・・・

    お友達との食を通じてのコミュニケーションですが、確かに難しい課題かもしれませんね。でも、私は基本的には、厳格にどこでも少食というのではなくて、ストレスをためないことも大切にしていますので、そういう時は臨機応変に対処しています。

    私は、自分が病気になってみて、食の大切さも痛感していますが、精神も大事だと思っています。ストレスになるようなことが続くと、たとえ良い食事をしていても、体調が悪くなることも多々あったからです。

    友達とは、やはり良い波動をお互いに出して会話をしたいので、あまり食のことは気にせずに過ごすようにしています。
    食の選択も、もちろん友達が病気だったりすれば別ですが、健康な友達だったら、あまりその人の食生活には口をはさみまないようにしています。
    意見を聞かれれば応えるし、過食だったりあまりにひどい食生活だったら、友達として伝えることはありますけれども、こういうことは、時間をかけないとなかなか理解できないことだと思っているからです。

    私自身が、病気になってもなかなかできないことを、健康な方に伝えるのはかなり難しいことではないかな、と・・・。

    でも、のぐちさんのおっしゃることは、と~~ってもわかりますよ!
    のぐちさんは、優しい方ですね!!

    どうかご無理のないようにお過ごしくださいね♪

    それではまた! お元気でいらしてください! そして、またブログに遊びにいらしてくださいね♪

    楽しい週末でありますように!

  7. いろいろ詳しく教えていただき、どうもありがとうございました。生菜食A=青汁ではなかったのですね。

    私は、自分ができていないことを人に押し付ける傾向があります(反省、反省)。まずは自分の頭の上のハエを追うべきですね。これからもご指導のほど(青木さんがそのつもりでなくても、勝手に指導を仰いでます)よろしくお願いします!