2006-11-13

ジョバンナとボリス

昨日は仕事の合い間を縫って、気分転換も含めてということで、ジョバンナとボリス夫妻のすまいに行ってきました。といっても、ほんのちょっとでしたけれど・・。

ジョバンナは、およそ25年前に知り合って、お互いの国に遊びに行ったりして、とても仲良しなのです。(彼女はイタリア人。フォルリ出身です。)
でも、彼女はベルリン自由大学のドクターコースで論文を書きながら、ラテン語とイタリア語を大学で教えてもいて、ものすごく忙しいし、旦那さんのボリス(ドイツ人)も、演劇や子どものための本を書く作家で、いつもこもって書き物をしているので、なかなか会えないでいました。こちらも息子のことや仕事で忙しいですし・・・。

というわけで、みんなベルリンにいたというのに、なんと1年以上ぶりの再会となったのでした。

ぺトラは、ジョバンナと一度会ったことがあり、すごく好きになって友達になりたいと言うので、一緒にやって来ました。

私は、しっかりと生菜食Bができていました! ですから、カロリーのある物はいただきたくない気分。

ジョバンナが気をきかせてくれて、チャイを私のために入れてくれました。ジョバンナもチャイを飲んだのですが(もちろんお砂糖なし、ミルクなしです)、他の3人、ボリス、ぺトラと息子は、ココアに生クリームをたっぷり入れて飲んでいました・・・汗。

ジョバンナは、ケーキも作ってくれたのですが、それは全粒粉でできた軽くヘルシーな感じのもの。でも、彼女も食べないと言ったので、私もやめました。他の3人は食べていましたが・・・。

ジョバンナは、とても疲れた顔をしていました。久しぶりに会った彼女は、やせてしまい、全体的にパワーがないように見えました。「ジョビは、毎日難しい論文を書いていて、あと1年そんな感じなんだよ。仕事もあるし、かなり大変なんだ、僕のように、きままって訳じゃないんだよ。」とボリス。

ああ、そんな時にお邪魔してしまって、本当に申し訳なかった! でも、ジョバンナは優しい顔をして、ニコニコしながら私と息子を見て、息子のことを「大きくなったね~。」と言い、「ドイツ語がとても男性的な感じでいいわ。そういうの好きよ。きっと日本語もそうなんでしょ?」と聞きました。

彼女は言語学が専門で、とても語学の才能があるのです。一緒に昔ドイツ語を習っていた時、クラスの中で彼女はいつも一番の成績でした。日本に遊びに来てくれた時も、ちゃんとひらがなが書けて、かたことの日本語まで話していましたし・・。すごい!

さすが、質問の視点が違います! 息子の話す日本語が男性的かどうか・・・。

そうなんです、こちらでは、お母さんが日本人でお父さんがドイツ人のお子さんの場合、男の子だったら、お母さんの日本語で育っていくので、時に女性的な日本語になってしまうことがあるんですね。私はそのようなケースを見てきたので、極力息子とは、「男性的な」日本語を話すように心がけていたのです。そのことを話したら、「やっぱりね! 君は幸せよ! お母さんがそこまで考えてくれているんだから。ドイツ語と日本語が同じくらいかっこよく話せるのって、ホントに宝よ。」と言ってくれました。

息子は、ほめられてちょっぴり嬉しそうな顔をして、なんとなく私に感謝しているようでした♪

良い時間を過ごすことができたので、仕事のストレスがたまらずに済みました。
本日、月曜日も同様です。本当にとてもいい感じで嬉しいです!

それにしても・・・・人間って、本当にこんなに少ない量でも生きていかれるものなんですねぇ。
しかも、元気なのですからすごいです。自分でもびっくりしています。

これで、もうちょっと仕事が楽になってくれるといいのですけれども・・・・。(量が多すぎて困っています・・・)汗・・・。

このエントリへの反応

  1. おお!日本語が男性的ってやはりあるのですね!

    純日本人で日本語も危ういときがある(笑)わたしには驚きです。

    (^^)食事順調そうで、なによりです!!
    この調子でいけそうすね♪
    順調に行く様お祈りしています♪

    ひとみん

  2. ひとみん さま

    コメントをいただいていたのに、気づかなくてごめんなさい!

    楽しいコメントをありがとうございます!
    日本語、危ういなんて、そんなことないですよ~! ひとみんさんからいただいた言葉は、ストレートに私の心に響きます。

    どうもありがとうございます!

    毎日生菜食Bを続けていて、順調です! 脱線は今のところしていません。

    このまま進めることができたらいいなぁと思っています。

    ではでは!

    またブログに遊びに来てくださいね! お身体を大切に!