2008-07-24

芳林堂

昼飯は神保町と神田の中間、小川町の中華屋「ほん田」でスタミナ丼。580円。ん?少しだけ値上げしている。
それでもやっぱりここのスタミナ丼、ボリュームは文句なし。カウンターにある漬物とカリカリ梅がいいアクセントになって、あっさりと完食。
ここでは、焼肉丼とかカレーとか、ご飯ものばっかり食べている。カウンターに置かれた漬物を見ると、麺類を注文する気が失せてしまう。じゃあ、麺類にライスを取ればいいじゃないか。そうだよな。まあ、俺、ラーメンってそんな好きな食べ物じゃないんだよ。辛いのは大好きだけど、あれは辛いスープが呑みたいだけだもんな。ラーメンにライスって、正直そんな合う組み合わせだと思えないんだよな。それだけのことさ。
そんな、別に語尾を「さ」にして気取ってみせる話題じゃないのは百も承知だけど、さ。

高田馬場の芳林堂で、鼠先輩の自叙伝を見つけたので、読んでみる。
ビンボーネタとか、東京タワーとか。最近ヒットした要素があざとくあざとく散りばめられている。ここまでくると笑える、のかな。

でも、分かりやすい苦労バナシって、何であんなに氾濫しているんだろう。
大抵の人の抱えた苦労は、もっと「分かりにくい」ものなんじゃないかと思うのに。
分かりやすい苦労バナシやマイノリティ自慢は商売になるけど、「分かりにくい」苦労は街で暴発する。ときどき。刃物を持ったりして。

そういえば高田馬場の芳林堂のあるビル。一時期やたら工事をしていて、最近リニュアルぽくなっているんだけど、入り口のヘンに豪華っぽい門構え、あれは何なのだろう。
2階はオモチャ屋さんがなくなっていて。あと2階の床の絨毯が、やたらキレイになっている。子どもだったら転がりたくなるような。
目指す方向、大丈夫なんだろうか。