2008-07-29
牡蠣カレー
昨日東中野へ行ったついでに、山手通り沿いのブックオフにも行ってみた。
棚をあれこれ眺めていって、何気なく手に取ったCDに「おや?」となる。
1990年に再結成した頭脳警察のCD『頭脳警察 7』。帯に目が留まって、ブックオフでは幾らくらいで売っているのかな、と手にしてみたのだ。
2千と数百円。へえ、と思う。今から18年も前のCDなのに。『頭脳警察 7』は現在廃盤だってことを店員がヘンに「学習」とかしているんだろうか。で、こんな値段なワケ?
ま、それはいいんだけど。問題は、ここから。
帯は『『頭脳警察 7』だ。でも肝心のCDはというと、これが75年に発表された『悪たれ小僧』だったのだ。現在流通している紙ジャケになる前の、1990年に再結成に合わせてCD復刻されたプラケース盤『悪たれ小僧』。これが2000円以上ってのは、どう考えても高い。いや、高いとかそうゆうコトじゃなくって。
帯と本体が違うCD。微妙に「価値分かってます」的値段付けがされているというのに。
あのCD、ずっと棚の中であのまんまなのだろうか。それとも、いつか、誰かが間違って買っていくのだろうか。
今日はレトルトの「牡蠣カレー」というのを食べた。
海産物の風味がカレーに交じり合っていて、懐かしい気分になる。
むかし付き合っていた人がカレーを作るときは、いつもホタテ入りだった。
「海ぃ~」な風味のカレー。実家からホタテを送ってくるみたいで、カレーにはホタテがお約束になっていたのだ。
なかなか美味しかったし、珍しさもあって、俺もガンガン食べていた。
けれども、次第に普通のカレーも時々は食べたいな、なんて思うようにもなってきて。でも、結局そのことを伝える機会もなく、彼女とは別れた。
夜、突然の豪雨。外にいたのでビショ濡れ。
近場の本屋に売っていないので、神保町の東京堂まで行って、
『東京』坪内祐三 写真・北島敬三(大田出版)
買ってきた。