2008-08-20

家ホッピー

夕刻、荻窪にいく。
ささま書店の店頭100円均一台で、文春文庫ヴィジュアル版『ベストオブ丼』を見つけて嬉しくなる。
文春文庫ヴィジュアル版B級グルメ・シリーズの一環として出たこの文庫本。出た当時は持っていたのだけど、これも例によって売ってしまっていた。
数年前からブックオフなどでB級グルメシリーズをちょぼちょぼ買い直したりしていたんだけど、この『ベストオブ丼』はなかなかお目にかかれなかった1冊。100円で買えるとは。
カツ丼天丼親子丼鰻丼、これでもかとばかりに並ぶ丼は、1987年の頃のもの(この文庫版は1990年出版だが、親本が出たのが1987年なのだ)。
約20年前の食べ物に食欲をそそられる俺。
店内では、広岡敬一『浅草行進曲』が500円。これも前から欲しかった本だ。
あと『新宿 考現学』深作光貞 という1960年代末に出た新宿に関するルポ本を見つける。500円。
ちょっとハイになって、そのまま近辺の古本屋をハシゴして、さらにあれこれ買って、例えば『虚人魁人 康芳夫』を200円でとか、帰る。
いわずもがなだけど、自転車でである。

帰り、東中野と中野の間くらいにある、大久保通り沿いのスーパーに寄る。
むかし、この近くで暮らしていたので、よく来ていた店だ。色々安くて、今でもついつい足を伸ばす。
ここで、ホッピー瓶を売っているのを発見。330ml、110円だ。
黒ホッピーを数本買う。

住んでいる新大久保まで、大久保通りをまっすぐに帰る。当然ながら汗だく。
でも家でホッピーが呑めるんだぜ。
やったー