2008-09-07
バル
夕暮れ時に雷雨。
勘弁してくれよと思いつつ、小雨になってから銀座に。
「バニュルス」という、スペイン・バルにいく。
バルってのは、バーのスペイン読みでいいのかな?
カウンターとちっちゃいテーブルのみの店内、流れるBGM。スペインの飲み屋風。気軽な感じの、どっちかっつったら下町系って感じの。
ワイン呑みながら、白いソースのかかったケーキのカタチで出てくるオムレツ食べたり、料理が殆ど500円てのがいい。ニンニクとかトマトとか、調理に使うブツも自分好みの世界。
ワインばっかだと酔うので、スペインのビールってのもいってみる。ワインで火照ったカラダにすいすい入る。ラベルがかわいかった。
で、メニューにカレーがあったんで食べる。欧風。玉葱とか野菜をガンガン炒めてガンガン煮ましたって具合。サラっとして食べやすかった。
酔い覚ましに、雨も上がった銀座をブラブラ。
有楽町駅前の激変っぷりには、まだ慣れていない。
何せ俺は、有楽町駅を銀座方面に降りて、すぐ前にある立ち食いそば屋でヤキソバを食べるのが大好きだったのだ。高校生のころのハナシ。そっから銀座の並木座や日比谷シャンテ、シネスイッチとその隣にある銀座文化(ここはクラッシク洋画をかけていた)などに映画を観にいっていた。
大学に入ると、映画だけでなく落語にハマりだして、銀座はソニー・ビルの上にあったソミド・ホールで、立川志らくの独演会に毎月通っていた。
あと、マリオンの朝日ホールの落語会。これもやっぱり立川談志一門の会をよく観にいっていた。
唐茄子屋政談を、立川談春、立川藤志楼(高田文夫)、立川志らくの3人リレー形式でやったのとか、やばかったな。しょっぱなの談春が、噺に入る前のマクラだけで終ってしまったのだ。リレー落語でマクラだけとは。でもそれがカッコよかったりもして。
そんな思い出に耽りつつ、電車で帰る。