2005-11-06
パリは燃えているか?
映画館に入るなりいつも気にすることは非常口の位置です。わたしは真っ先に非常口に行ける席に座ります。なぜか知らないけれども、映画館の中で何者かがガソリンを撒き放火する……というイメージがありますもので。ロンドン・テロ後は映画館に入るとき、荷物検査を受けるようになりました。しかし、いまはそれもなくなりました。いまこそ、荷物検査でしょうよ。ペットボトルにガソリンいれて火をつければ、たいへんな被害になるでしょうに。
パリ郊外を中心にした暴動は全国に広がっています。徹底的に取り締まれば早急に解決する……という楽観論が当初はあったのですが、いまは終焉の見えない暴動になっています。
わたしがつかう郊外電車RER-B線はシャルル・ド・ゴール空港から暴動の現場・パリ北東郊外を通りパリ市内へとつながる電車です。いま一番危ない電車をつかっています。さらに、映画館を常用しているレ・アールは、パリ郊外から来た若者の溜まり場になっています。
ということで、暴動に巻き込まれる可能性はないことはない。ブログの更新がとまったら、何かあったのだと察してください。
ペットボトルに入る程度の量のガソリンでは即時的な効果は望めないのでパニックが起きない限りたいしたことはないでしょう。
映画館の被害は大変ですけどね