2005-05-06

極右に愛される日本

フランスでは、国民戦線のルペン党首はキワモノ扱いされています。
彼の発言がまともにとりあげることはなく、常に批判や揶揄の対象です。国民戦線の支援者はそんな状況を苦々しく思っています。同党のデモに参加した折、ルペン氏の口にガム・テープのようなものを張ったポスターをもっている支援者がたくさんいました。フランスのメディアは、彼の発言を封じている、といいたかったようです。

そんな彼らにとって、フランスのメディアで「日本のルペン」と称されることもある人物が首都・東京の首長の座に、圧倒的な支持を以て就いている……という事実はうらやましいことなのかもしれません。