2006-02-23
赤毛のダニーと前原誠司・代表
火曜日夜、5チャンネルをつけていたら赤毛のダニーことダニエル=コーンベンディット欧州議会議員が司会をして、イスラムと欧州社会を巡る討論番組をやっていた。ゲストはフランス人とドイツ人。製作はドイツでなされたようでドイツ語・フランス語の二つを母語とするダニーはドイツ語で話していたから吹き替えがつく。フランス語を話せるダニーにフランス語の吹き替えがつくなんて妙な話だった。
ちなみに、2月23日、赤毛のダニーによる講演会があるから私は足を運ぶ予定だ。本当はその日、インタビューをさせてもらうはずだったのに、別の予定が入りキャンセルされてしまった。残念でならない。来月話をきく機会をブリュッセルでつくってくれるということになっているのだけれど、大丈夫かなーと少し心配している。しっかり頼みますぜ、ダニー事務所様、という願いは通じるだろうか。
ところで、前原誠司・代表と小泉純一郎・首相の党首討論をネットで見た。ライブドア問題に移ると、自民党側のヤジが激しく、前原代表の声がかき消される勢いだった。保坂展人・衆院議員が「どこどこ日記」で触れていたが、口座名・口座番号を開示したら「切るカードがなくなってしまうじゃないですか」という前原代表の一言には驚かされた。泣き言を敵対する相手にいってどうするのだろう。
昨日のブログでも触れたように、前原氏の視点は悪くない。好感を私は持っている。
しかし、氏の政治家としての「青さ」にある種の危うさを覚えている。そういう「青さ」は清新さでもあるのだが、命とりにもなりかねない。今回の党首討論は氏の青さがマイナスに働いたように思える。
フランスでは30代前半のオリビエ=ブザンスノ氏が極左政党『フランス革命的共産主義同盟』の党首格として討論番組によく出るが、老獪な政治家相手に一歩もひかない。前原氏もケンカ上手になってほしいものだ。
写真:及川健二がオリビエ=ブザンスノ党首格を撮影したもの
アクエリアスも応援しているシンポジウムの宣伝させて下さいな…。
「Rainbow Talk 2006」
同性パートナーの法的保障を考える全国リレーシンポジウム
〜この街で、一緒に生きていくために〜
東京会場第一回:「同性カップルの生活と法律」
日時 2006年3月5日(日) 12:00開場 13:00開演
場所 学習院大学・西5号館302教室
交通案内 JR山手線目白駅下車、改札を出て右側へ徒歩1分
参加費 500円 (事前申込みへのご協力をお願いしています)
基調講演「日本における同性パートナーシップの法的保障の可能性」
(棚村 政行 教授・早稲田大学法科大学院)
シンポジウム「当事者たちが問う 同性カップルの暮らしやすい社会とは」
※本シンポジウムは学習院大学の公式行事ではありません。大学側へのお問い合わせはご遠慮ください。
東京シンポジウム特設サイト→http://mucho.girly.jp/rt-tokyo/
この他大阪、高松、札幌などでも開催。詳しくはこちら↓
http://members.aol.com/forumaquarius/rainbowtalk2006.htm